本日のおススメシン・ウルトラマン
ウルトラマンシリーズも見てなくて
ヒーローもの怪獣にも興味のない私も同じ
でもね
ネタバレになるので詳しくはいえませんが
斎藤工が演じる神永が椅子に拘束されるシーン
さらに目覚める瞬間の目の美しさで
この意味が分かっていただけるはず
"シンゴジラ"も斎藤工と國村隼が出演するというだけで観に行ったら、特撮オタでも鉄道オタでも
ミリタリーオタでもない一般人でも面白かった!
もう何回か観ました
で、"大怪獣のあとしまつ"観に行ったら
あれれ?ダダすべりでどうしました?
"時効警察"も"オリバーな犬"も面白かったのに
ふせえりの無駄づかいにうっすら怒りさえ覚えて
主人公2人のストーリーは要らなかったんじゃ…
これでちょっとばかし警戒心を抱いていたら
"シン・ウルトラマン"面白いじゃん!
西島秀俊が演じる上司の田村役に
物語後半にもう1人政府の重要人物として
イケメン俳優が出てくるとつい
ドラマ"ボス""MOZU"から数年
2人とも出世したねーと思ってしまった
長澤まさみ演じる公安警察から出向してきた
分析官の浅見のキャラクターがまるで
"コンフィデンスマンJP"のダー子
ちょいちょい笑えるシーンがあって
ボクちゃんがヘタこいてチーム捕まって
ダー子の知力と行動力に気づいた公安から
みんなが刑を逃れる交換条件が
事件に協力するって背景があったりして
仲間を信じ切るというところもダー子だな
なんて空想しながら観てました
怪獣と戦うシーンとかはぼんやり見ててもOK
ツッコミどころも多いけど
全体のストーリーはなかなか大人向けで
どうなるの?えーっ!と手に汗握る展開
1人でもみんな揃っても楽しめる映画です
画像を貼ってよいか分からないので
怪獣や宇宙人、ウルトラマンでなく
人間の画像(特に斎藤工)が比較的多い
こちらの記事を見ていただきましょう
https://www.fashion-press.net/news/52360
公式サイトはこちらから
https://shin-ultraman.jp/sp/comment/
50〜60年代の文化やデザインが好きで
資料や書籍、ドキュメント番組などから
ウルトラマンシリーズが"ウルトラQ"から
派生したことなどは知っていました
CGやVFXがない特撮技術の時代
オープニングの映像
画面が逆回転して"ウルトラQ"になる
なんというセンスの良さ
文字通り逆転の発想
これが"シン・ウルトラマン"の冒頭に出てきます
ここ以外にも元ネタが随所にあって
浅見弘子がとんでもないことになるシーンとか
(長澤まさみもよくこのシーンをOKしたなと思って
女優魂だあ)
知らなくても映画は十分面白いですが
ファンの方たちがいっぱい教えてくれているので観た後に調べてみるのも楽しいですよ
数年前に美術館で偶然見たのが
ウルトラマンの怪獣をデザインした方の
スケッチやデザイン画や模型
デッサンやデザインがすごい
子供向けだからとか一切妥協がなくて
だからこそその造形は古びずに
もとのデザインが優れているから
今でもそのイラストを使った雑貨が
番組を見ていない若者や女の子たちにも
人気があるんだなと思いました