【ネタバレあります】
🌟ビハインドシーン スクラブのライブ会場で高校の制服姿のWINとBRIGHTたち。
なぜ、みんな高校生なのか、新展開スタート。
スクラブのライブ後「なんで?」といぶかしむタインに
「今日も楽しそうだったから」とごまかしたサラワット。
何を隠してる?
マンの部屋で家飲みをするみんな。
去年のスクラブのライブが最高だったと話すタイン。
マンが「お前が一番感動したライブは今回のやつに決まってるよな」と、サラワットの肩を抱いたSNSの投稿写真を見せる。
「誰かさんに肩を抱かれた感想は?」とサラワットに振るマン。
「うれしかった」と答えるサラワット。
「顔が赤いぞ」と、タインをひやかす友人たち。
照れてその場を逃げ出すタイン。
追いかけてきたサラワットが「俺の恋人になってくれたら、髪から影までキスするのに」
「変態だな」
「グリーンに備えての練習だ」と去る。
まんざらでもないタイン。
そこへマンがやってきて「お前らがうらやましいよ。俺も変わってもいいかもな」プレイボーイ返上?
「サラワットは本当に変わった。初めてのSNSだって始めたし、物を貸さない奴なのにお前にギターも貸してる」
「俺たちに笑顔を見せるようにもなった。」
友人たちと談笑するサラワットを見て、ほほ笑むタイン。
↑出会った頃、この無愛想で不機嫌な顔。
↓今はこうですもの!(^^)! BRIGHTの演技の振り幅に感心します。
軽音部の選抜メンバーでバンドを結成することになり、サラワットがリーダー、バンド名 は"Ctrl+S"コントロールエス。
バンドの名前の由来を語るサラワット
「CtrlとSを押すと保存ができる。自分たちの思い出も保存したくて」
うっとりする軽音部の女子たち。
バンドの宣伝PVを撮るのに主役のサラワットと相手役の女の子にアーンを選ぶディム先輩。
「バンドのメンバーだし、宣伝も兼ねられる。拍手〜。拍手が遅いのはアーンへの嫉妬か?」
チラッとアーンを見て、口元は笑顔で目が笑っていないタイン。
「もっと近くに、話がある」と、耳を近づけた途端げっぷを聞かせるタイン。
「ふざけるな!」
「空気がたまりすぎた」
「雰囲気がだいなしだ!」
楽しそうに笑うタインに「笑えるかよ」
そこへアーンが「サラワット、今夜PVの件で電話するから番号教えて」とやってくる。
タインを気にしながら番号を打ち込むサラワット。
話が弾む二人に暗い表情のタイン。
あの青年に会うため、2泊3日の瞑想合宿にやって来たマン。
失恋や不幸から逃げてくる人も多いので、携帯は持ち込み禁止、合宿中は会話禁止の中、すぐ近くで修行を続けて、うまく隣に寝ることに成功。
写真を見て涙ぐむ彼に話しかけることもできないマンは、そっとティッシュを渡す。
翌朝、すでに帰った彼が携帯を忘れて受付に置いてあるのを見つける。
(はい、ここ覚えといてください)
部屋でフォンとゲームをしていたタインは「新しいバンドのギターの女の子(アーン)がかわいい、名前は?」という言葉に反応、あの笑顔で明日の朝早いからとフォンを追い出してしまう。
そこへグリーンが暴力的な元カレが、今の彼氏(タイン)に嫉妬して追いかけてくると部屋に逃げ込んで来る。
タインが ドアをたたく相手を殴ると、それはディム先輩だった!
「軽音部に浮気相手がいたとはな」
「誤解です」
でも、おびえるグリーンを守って「恋人でも傷つける権利はない」
立ちふさがる勇気がかっこいいタイン。
「お前は引っ込んでろ」
タインを突き飛ばし、グリーンを抱きしめ謝るディム先輩。
結局、二人は仲直りをして、グリーンは「サラワットとずっと仲良くね」と出てゆく。
グリーンとディム先輩が付き合ってたと伝えに、バンド"Ctrl+S"のPV撮影控室に行ったタインは、いきなりサラワットから告白される。
「お互いをもっと知ろう。そんなに好きじゃなくてもいい。ただ心を開いてほしい」
意図がよく分からないタイン。
サラワットはよくこうやって、タインを揺さぶって反応を見るということするよね(^_^;)
「カット!どうだった?」
「俺はPVの練習台か?」
「お前に告白したとでも?」
「ほっとした」
そこへやってきたアーンとサラワットの楽しげな音楽の話に入れず、飲み物を買いに行くタイン。
これはサラワットが、タインの気持ちを汲みとってあげないと、このあと天罰が下りますよ。
戻ってきて二人のいい雰囲気を直視できないタインは、サラワットに告げずその場から逃げ出してしまう。
女の子と並ぶと、他の男性陣といると細身に見えるBRIGHTがガタイがいいのに驚きますね。
部屋を訪ねたサラワットが
「タイン、なんで黙って帰ったんだ?どうしたんだ?理由を言えよ」
タインがサラワットに告げる
「グリーンとディム先輩が付き合っていて、ケンカをしたけど仲直りをした。
だから、俺を口説くふりは終わりに。
もう俺にかまって疲れる必要はないよ。
電話もいらないし、顔をあわせなくてもいい。
話す必要もない。
お前は自由を取り戻せる。出会う前みたいに」
どんどん表情がこわばるサラワット。
「お前はそれが本心か?」
「ああ、お前に似合う人を探すのに時間を使いなよ」
泣きそうな苦しい表情のサラワット。
「わかった」
タインが「待って、お前のギターを持って帰って」
絞り出すような声で「持っとけ、最初からお前のだ」
階段を下りてゆくサラワット、ドアを閉めるタイン。
ふたりの間の扉を閉めてしまった(T . T)
タインの自由を祝って、カフェで乾杯をする4人組。
自由時間に何をしようかで、女子と写真を撮る、双眼鏡で女子をのぞき見、朝まで女子と楽しむんだとバーで騒いでいたら、どこにいてもサラワットの幻影が見えてしまうタイン。
部屋でサラワットのギターを見て、あの夜の歌声とキスされたことを思い出す。
サラワットを思い出してしまうので、フォンの部屋に逃げ込むタイン。
フォンが、去年のライブに来ていたタインの写真を投稿したサラワットのSNSを見つける。
サラワットに事情を聞こうと訪れた軽音部でディム先輩から、グリーンと付き合っていることをサラワットが知っていたときく。
知っていながら、ニセ彼氏のふりをなぜ?
部屋に戻りギターをよく見ると、ボディーの内側に"タイン・ティーパコーン"の名前シールが貼ってある。
タインが借りる前から貼っていたということ?
夜、サラワットの部屋を訪ねるとマンが居て、サラワットは大学でバンド練習のため留守だと。
「写真を見た。あいつは前から俺を知ってたのか?教えろよ、事実を知りたい」
マンが「俺と友達でスクラブのライブに引っ張り出した。退屈してるあいつの前に飛び跳ねてるやつがいて、足を踏んだ。
あいつはこう言ったよ。
あんなに音楽を楽しんでる人を初めて見た、と。
スクラブと写真を撮りに行くときいて、お前のあとを追っていった」
大勢に囲まれるスクラブの二人。
タインがフォンに「やっぱり写真はいいや。
すごい人数だからスクラブが疲れるだろ。
俺が遠慮すれば休んでもらえる」
フォンが「じゃ帰ろうか」
「誰が撮らないって言った?俺は大ファンだぞ」
フォンに、貼ってあるスクラブのポスターと一緒に写真を撮ってもらうタイン。
それを自撮りするサラワット。
SNSにアップした写真。
大学の部室を探してもいないサラワット。
タインが校内に貼ってある"Ctrl+S"のポスターのサラワットを見ていると、ミル先輩に「送っていくよ」と声をかけられる。
断っても「どうした、俺が怖いか?何もしないよ」と髪を撫でられ、頭をよけながらおびえるタイン。
そこへサラワットが割って入り、「僕が送ります、先輩は邪魔しないで」
「俺が断ったら?」
「やってみろ」
にらみ合う二人、一触即発の雰囲気にサラワットを引き離し連れてゆくタイン。
それを目撃してしまう辛い表情のプーコン。
タインが「何のまねだ?」
「お前こそ髪をさわらせやがって」
「お前には関係ないだろ。俺にずっと嘘ついてたくせに」
「どんな嘘だ」
「グリーンとディム先輩のことだよ。
それと去年俺を見かけてた。
バカにして楽しかったか?どうなんだよ」
「バカにするために隠してたわけじゃない」
「なら、なんで?」
「本気だったから」
「でもお前はアーンがすきなんじゃ…」
思わず駆け寄り、キスをして唇をふさぐサラワット。
タインの頬を両手で包み「言っておくけどアーンには彼氏がいる」
「俺がずっと好きだったのはお前だよ、タイン。
ひとめ見た瞬間からずっと好きだった」
「どう始めればよかったんだ?
お前は女が好きだと言った。
俺がどう始めたって、お前は友達でいようと言ったはず。
友達以上に思えるか?」
「ただ知ってほしくて写真を投稿した。
口説くふりをする前から、お前は見知らぬやつではないんだよ」
揺れる気持ちがタインの目に表れて、チラチラと視線が揺れ動く。
「話しかけなかったし、会いに行かなかった。
お前の言うとおりにできると思ってた。
でも他のやつといるのを見たら、気持ちを抑えられなかった」
言葉をかぶせるように、タインが
「俺が平気だったとでも?
お前がいなくなって毎日が変わったよ!
どこにいても浮かんでくるんだ!
夢にまで出てきて俺をからかう。
全部お前の責任だぞ!」
この言葉に、嬉しそうにほほ笑むサラワット。
深く息をついて
「もう口説くふりは無理だ。本気で口説くよ」
タインの目をまっすぐ見つめ
「お互いをもっと知ろう。
そんなに好きじゃなくてもいい。
ただ心を開いてほしい。」
髪を優しく撫でながら
「セリフじゃない、本心だ」
タインも、まっすぐサラワットの目を見つめ返す。
🌟ビハインドシーンから
監督のインタビューで
「BRIGHTとWINが日常でもサラワットとタインになりきって、この回の告白キスシーンは事前にしっかり準備してくれたおかげで、1回でOKが出ました」と。
🌟タインがサラワットにもうかまう必要はないと告げた後、部屋でキスされたことを思い出すシーン。