【ネタバレあります】
ふたりが初めて出会った時にBRIGHTがWINに対してとてもそっけなくて、『2gether』での共演が決まり、WINがBRIGHTは話しかけてくれるかな、うまくやっていけるかなと不安だったと。
今の仲良しデレからは想像できないツンツンぶりだったそうですね。
タインとサラワットの出会いもツンツンそのもの。
左↓主人公・タイン役
( 名前メータウィン・オーパッイアムカジョーン:ニックネーム・WIN ウィン)
ドラマは初出演!
監督:ウィーラチット・トーンジラー
第1話は、主人公タインのこんなつぶやきから始まります。
なぜ、世の中にはペアが多いのでしょうか?
例えば親友、それに恋人も2人
いい人を見つけたらみんな一緒になりたいと思う
シックな僕は今まで多くの女子と交際しました
誰も僕には合いませんでした
大学で最愛の子を見つけたいと思っていたけど、まさかあんな相手になるとは
"課外活動は決まったけどまだ最愛の人は現れない"
2週間前
ファン先輩「私たち学生番号が同じコードメンバーよね。なぜチアリーダーに?」
かわいい女の子たちに見とれていたタインがしらじらしく
「新しい経験がしたかったし、新しい友達も欲しくて」
「なるほど。そうだ、忘れてた。誰かがあなたに」と手紙を渡すファン先輩。
「入ったばかりなのに、もうファンがいるとはね。来週コードメンバーの食事会に出席してね」
お菓子をプレゼントし
「法学部のタイン、あなたが好き!」
このあと付き合ってと、しつこく迫るグリーン。
仲のいい友達、通称スターギャングに相談するタイン。
「やっと相手が見つかったな」
でも、グリーンは学生寮に迎えに来たり、タインの大好きなブルーハワイを持ってきたりと、いたるところに現れる。
ついには、トイレの中でトイレットペーパーに書いたラブレターを渡すまでに。
フォンたちが暴漢に扮装してグリーンに別れろとおどしても、ボクシングを習っていたというグリーンに、逆にやられてしまう。
新入生歓迎パーティで、タインの元カノに協力してもらい彼女がいる芝居を。
さらにグリーンのジュースに眠り薬を入れて逃げるはずが、間違えてそれを飲んでしまったタイン。
ステージから曲が聴こえてくる。
「すごい眠気だったけど、好きな曲だとすぐに気づいた」
ニセ彼氏を作れば追い払えると候補にしたのが、学園一のモテ男、同級生のサラワット。
新入生歓迎イベントのバンド演奏で注目を浴びて、自己紹介をして!の声に
「僕は先輩の代役できたので自己紹介はしません」と答えるクールなサラワット。
サラワットが差し入れのお菓子で釣ろうとするファンに「お菓子好きではないです」
じゃあ何が好き?ときかれて「餌付けが嫌いです」
タインが「偉そうな奴だな。俺はカッコいいが謙虚だぞ」
プアク「お前がカッコいい?この顔のどこが?」
オーム「別の映像もあるぞ」
写真をいいかしらという女子のスマホを受け取り、女子を写して自分を撮らせないサラワット。
タイン「反抗的でイヤな性格だな。こいつクズだよ」
オームがSNSでサラワットのスケジュールを見つけ、みんなで教室に出向くと、彼に会いたい女子の行列が。
そこへ本当は別の場所にいるとオームに情報が入り、大声で言ってしまい女子達にまる聞こえ!
サラワットのもとに走るタインたち。
これが全ての話の始まりでした。
最愛の人を求める僕が、彼の姿を見て立ち止まった。
くるりと背中を向けて立ち去るサラワットに
「サラワット待てよ。サラワット!
サラレオ!(クソ野郎:ケンカをふっかけたりする時などに使う罵倒語。サラワットと似た語感でいい間違えたタイン)」
「早く言えよ、急いでるんだ」
「頼みがあるんだ」
サラワットの顔を見つめるばかりで、頼みをなかなか言い出せないタインに
「そんなに見つめられたら、落ちるまでキスするぞ」
「迷惑だ」
謎なセリフを残して、去ってゆくサラワット。
訳が分からないタイン。
オームが、サラワットのメールアドレスをゲット。
タインは、サラワットにメールで
『サラワット、俺はタインだ。"落ちるまでキス"のやつさ。
助けてほしいことがある。明日会いたい。
場所はどこでもいいから』と送る。
送信直後に寝落ちしてしまい、サラワットとグリーンからキスを迫られる夢を見て飛び起きると、メールに返信が。
その文面は『まさかメールで俺にキスの続きを"求める"とはな。"どこでも"だと変態め』
「サラレオくそ野郎。挑発しやがって。いいさ、乗ってやる」
サラワットの車を見つけて、乗り捨ててあった自転車で追いかけるタイン。
「ワット!おい、待てって。お前と話がしたい。頼むよ」
「知らないやつだ」
「よく言うよ。俺に"落ちるまでキスする"って。
「5分だけくれ」
「イヤだ」
「なら3分」
「断る」
「10秒でいい」「9、8…」
「待てよ。どうか…、俺を助けてほしい」
「タイムアップ」
去ってゆくサラワット。
自転車はブレーキが壊れていて、植え込みにぶつかるタイン。
ひどいやつでしょ?
これほど頼んでも話そうとしてくれない。
でも僕も結構しつこい性格です。
絶対にやめないぞ。負けるもんか。
上のテーブルから見ていたサラワット、友達のマン、ボス。
「お前の実力はそれだけか?もっと本気でやれよ」とマンが、ヤジを飛ばす。
タインは開き直って、パワフルに
「僕の名前はタインです。シックでかわいい新入生。攻めも受けもOK!激しいのが大好きです!」
いつもしかめっ面なのに、タインの自己紹介を笑顔で見守るサラワット。
トイレでタインがサラワットに詰め寄る。
「なんで笑ってたんだ?俺の自己紹介に問題でも?」
「別に。かわいかった」と、髪を撫でてゆくサラワット。
そのサラワットのズボンのポケットから、携帯を取り上げて番号を見ようとするタイン。
番号教えろ、返せと揉み合っているうちにサラワットの携帯が落ちて壊れてしまい、タインが修理に出すことに。
代わりにタインの携帯を取り上げるサラワット。
チャットをしているタインたち。
オームから「お前、携帯を取られて怖くないのか?」
「平気さ。俺のはロックがかかってる。アンロックは不可能さ」
その時パソコン画面に、タインのSNSが乗っ取られ
"サラワットっておいしそう。食べたい"のコメントが。
「サラレオ!あの野郎め!」
🌟ビハインドシーン(撮影の裏側)から
左からSNSの神様オーム、自称シックな男タイン、お笑い担当プアク、手前、哲学者フォンのおバカ男子4人組:スターギャングです。よろしく!
最初はたまたま『2gether』第1話の放映をぼーっとながら見。
オープニングで、キャストの名前のどれが名字で名前なのか長すぎて分からない。
(タイの人は短いニックネームを持っていて、主人公役のふたりのニックネームがBRIGHTとWIN)
ふたりで活動する時はBRIGHTWIN
ファンダム名もBRIGHTWIN
エンディングをBRIGHTが歌っている、というのも放送終了後に知りました。
第1話と第2話は、何だかんだとツッコミを入れながら観てました。
同じ回のエピソードで髪型が短くなったり、伸びていたり、髪の色やブロウの流れが違っていたり
(撮影はドラマの時系列ではなく、まとめ撮りだから)
男の子たちはバッチリメイクをして濃いリップグロスまで塗っているのに口元の青ひげ君は監督やスタッフは気にならないの?
(ドラマ後半ぐらいから、メイクなのか画質調整かあまり目立たなくなります)
なんで大学生なのに私服じゃないの?
ここで思うのは、『2getherシリーズ』との出会いもツンデレのツンだったなと。
よく言えばフラットな目で何の情報も前知識も思い入れもなく、疑問やツッコミを入れながら見ていたこの状態は、BLドラマファンではなく、いつチャンネルを替えるか分からない一般の視聴者の目線と同じだということ。
にもかかわらず、続けて全18話まで見させてしまうストーリー性と演出、主役のふたりやサブのキャストの層の厚さと魅力。
それが、タイ国内をターゲットにしたBLドラマが、海外でも一般のドラマ視聴者にも受け入れられた要因ではないでしょうか。
ドラマはいろいろな視聴方法がありますが、レンタルDVDは2話ずつ入って7巻で完結。
テレビの大きな画面で見る、ふたりの美しさは格別!
残念ながらスピンオフの『still 2gether』レンタル版は2021年7月現在まだ出ていません。
だまされたと思って、まず4話まで2本を借りてください。
1本だと、第2話を見終わって、あー続きを借りとけば!と思うからです(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
🌟前歯がかわいいWINは、アニメ映画「PET」に出てくるウサギSnow ballに似ていると、ファンのあいだでいわれてるそうです🐰たしかに似てる☀️
🌟 インタビューでWINが「タインと性格はあまり似ていなくて、自分の中の少しの共通点から最大限がんばって演じてる」
BRIGHTも「サラワットと自分は似ているけど、WINとタインは違う」
他のインタビューや映像を見ると、WINはかなり負けず嫌いで、屈託がない部分でやんちゃ坊主。
だけど、礼儀正しいし自分を抑えて周囲に気配りしている様子を見ると、ワガママなタインとは違う好青年なんだ、と思ったのでした。
🌟オープニング曲♪ "罠にかかって"
BRIGHTと WINのやりとりは、ドラマでのエピソードが隠されています。
🌟エンディング曲♪ "カングー"
もう付き合っているふたりという設定で、BRIGHT とWINの自由なやりとりを撮ったもの。
トビラの写真もMVから
監督はスピンオフドラマ 「still 2gether」のAof(エーオフ)ノッパナッ・チャウィモンさん