先日、仕事で怒られてしまって、新年初凹みしてました・・・
実は年越しに当直をしている時に、あるクリニックから患者を診て欲しいとの要請がありました。
諸事情からその時受け入れ不可能だという事を伝えると、
「俺はおこの大学のOBだぞ
貴様、何年卒業か名乗れ」
と言われたので・・・
「~~年卒業の神経内科のナルオと申します。」
と答えると、
「俺は○○教授(某科)と知り合いなんだぞ
ただじゃおかないからな」
と言われました。
諸事情で必要と思われる検査や治療ができなかったので、断ったのですよ
だって、
きちんと検査や治療ができる状況で受け入れられないのであれば~
それは患者さんの自身のためにならないでしょう
(と、僕は思ういや、思ってる
)
そして、その後働いてると・・・
僕の医療用PHSにその○○教授から電話があり、呼び出され~
がっつり怒られました
曰く、
「○○先生は僕が大学時代からお世話になった先生だ
とても立派な先生なんだ
その先生からの患者さんを断るなんて
受け入れて、検査や治療ができないなら、別な病院に転院させればいいだろ
俺は君の科の教授より、影響力があるんだからな」
とのことで・・・・
ははは
こういう理解できない権力やしがらみに基づいた医療っていうのが・・・
僕がしばらくブログを書けないくらい落ち込んでた事なんですよね
○○先生とその先生の関係なんて知るわけないし
いくらNIHに行った方でも、会ったこともない人を立派と言われても~
病歴からある治療が必要だったけど、年末でできなかったんだって~
3次救急の大学病院から、いったいどこに転院させろと
教授同士の権力、影響力なんか知らね~よ
ホントに下らない
後で先輩に聞いた話ですが、○○教授はある研究のために地域の医師たちとの関わりを強くしている方だそうです。
そこで、地域の開業医の先生に
「どんな患者さんでも、うちの大学病院に送って下さい」
と、言ってるそうな~
だから、そんな事情も・・・
知るかいな
それがホントに患者さんのためになるのかよ
はぁ~~~
今日も白い巨塔は晴天なり~
よく白い巨塔ってドラマみたいな感じはホントですか
って聞かれるけど・・・
研修医終わって働いてると・・・・
いろんな複雑なしがらみが見えてきますよね
意外とホントかもしれない
もうヤダ、ヤダ