皆さんこんにちは。
今週阪神競馬場で開催される2歳女王決定戦の阪神JF!本命候補と目される馬達の回避により大混戦の様相を呈しています。馬場・枠順・展開・騎手etc.によっていつも以上に着順が左右されそうです。しかも走るのはデビュー間もない2歳牝馬。チャンピオンズカップ以上に『走らないor能力が出せない理由が解らないorはっきりしない』なんてことが起こりそうです。初コース・初距離・初輸送・乗替にも注意しなければいけないかもしれませんね。改めてサラブレッドってデリケートな生き物なんだと感じます。予想のポイントは①展開②枠順③上がり3Fの末脚④経験値といったところでしょうか。今週は香港国際競争と日程も重なり、入れ替わり立ち替わり来日して勝利と賞金をさらっていく『黒船』=有力外国人騎手はほとんどいません。日本人騎手の日々積み重ねた人馬一体の騎乗も楽しみですね。今回も引っ掛かり暴走等なければ各馬折り合い重視で展開予想はスローもしくは超スロー、「ぬるま湯症候群の再現」まであるとみます。勝つのはまず能力の証し。現時点で1分33秒台の持ち時計と上がり33秒台の末脚を併せ持つ馬【③キャットファイト⑥ステレンボッシュ⑦アスコリピチェーノ⑭サフィラ】に絞り込みます。予想に入ります本命◎「③キャットファイト」です。前走3番手好位追走から2歳馬として破格の1分33秒1の好時計で5馬身(0.8秒)ちぎり捨てました。しかも馬場は「稍重」でレコード勝ち。データ的にデビュー戦6着は大幅減点ですがそこはボンドガール以下、後の重賞連対馬が①~③着を独占した伝説の新馬戦ということでタイム的にも通常の新馬戦なら優に入着クラスだったと分析します。デビュー以来3戦連続マイル戦出走し1秒以上ずつ持ち時計を詰めている成長力は素晴らしいと思います。ちなみに私の中で伝説の新馬戦と言えば1着~5着迄が後々重賞勝馬になった有名な2008年京都芝1800㍍です。1着アンライバルド(皐月賞他)2着リーチザクラウン(ダービー2着他)3着ブエナビスタ(桜花賞他)4着スリーロールス(菊花賞)5着エーシンビートロン(佐賀ダート交流重賞)。このメンバー凄すぎです。2023年伝説の新馬戦6着のキャットファイトにも馬券圏外から菊花賞馬に登り詰めたスリーロールスのように競馬ファンの記憶に残るような走りを期待しています!対抗○「⑦アスコリピチェーノ」直線の長い左回りのマイル戦をどちらも上がり33.3秒で2連勝し確実に長く良い末脚を繰り出せるタイプ。阪神JFは追い込みタイプが活躍するイメージがありますが今年の様に絶対的本命がいないスローペースが予想される展開であれば新潟2歳Sで見せた中段からの息の長い末脚はドンピシャにハマりゴール前でキャットファイトに迫ってくるイメージです。間隔が空く直行組は好走例が2013年のハープスター迄、遡りますが余計なレースを使わず本番直行は昨今のトレンドであり早めに栗東入りし調整も順調とのことで不問とします。今回唯一の牡馬混合マイル重賞の勝馬の力を見せつけて貰いましょう。★「⑥ステレンボッシュ」2歳戦の常連、国枝厩舎が送り出す馬です。キャリア3戦全て違う競馬場で結果を出しており前走の赤松賞は一昨年不利があり4着に敗れたナミュールと同タイムかつアルテミスS2着のサフィラを上回ります。馬体を増加させつつ勝ち進んできたのも好材料。ルメール騎手を確保し馬券圏内に突入です。③連単ヒモで⑭サフィラ(出走馬中唯一の阪神マイル以上勝馬でサリオスの全妹。好走率の高いアルテミスS組ですが馬体が減り続けていることがとても気になります。姉のサリエラ・サラキア同様体質強化がポイントの気がします。調教は絶好ですが池添調教師は3~4歳になればとのイメージ)と先行出来る無敗馬3頭⑤スプリングノヴァ⑧プシプシーナ⑬カルチャーデイを絡めます。(地味でも無敗馬、特に2歳戦は要注意です。データを超えてくるのが無敗馬です。)ちなみに有力馬で3連勝よりもキャリア4戦が、前走レコード勝ちよりも反動が気になる⑩コラソンビートとマイル未経験上がり33秒台無しの中長距離向き外枠⑯ルシフェルは軽視します。馬券は単勝③キャットファイト、馬単③→⑦、ワイド③-⑦・③-⑥、3連単③→⑦→⑤⑥⑧⑬⑭とします。それでは皆さんGoodLuck☆