皆さんこんにちは。
本命不在の大混戦のエリザベス女王杯!有力馬が多数出走し3歳馬と4歳馬の力関係も不明瞭。過去10年で1番人気はわずか1勝です。昨年は無敗の3冠牝馬デアリングタクトが、一昨年は無敗で大阪杯を制した天才少女レイパパレが敗れ去りました。
早速有力馬の検討に入ります。
今年の1番人気は絶好調ルメール騎手騎乗のブレイディヴェーグでしょうか?前走日本レコードで決着したローズSでは届かないような位置から上がり最速で2着!デビュー時から大物の呼び声高く、中間の調教も絶好!一週前追いは上がりラスト10秒7とキレッキレです。私の評価も◎?いえいえ「俯瞰予想」すれば確信の無印です! キャリアわずか4戦2勝。体質弱くまだ未完成なこと、出遅れ癖あり追込一手の不安定な脚質であること、重賞どころかオープン勝利も無いことetc.消し要素満載です。
ちなみにルメール騎手お手馬のサリエラも昨年は同様の評価でしたが未だG1どころか重賞にも手が届かない状況です。お手馬の中からブレイディヴェーグを選んだことも人気高騰に影響していますよね。しかし、今回は逆にキャリアを積み古馬混合重賞で揉まれ人気の盲点になるサリエラの方が買いでしょう。
次に昨年の勝馬「ジェラルディーナ」が2番人気でしょうか。牡馬混合のG1戦好走かつ鞍上世界のライアンムーア騎手に2200メートルのスペシャリスト!◎?いえいえ、無印、消しです。以前より前進気勢が弱まり4コーナーの勝負処でも置かれることが多く勝ち切れません。スローペース予想の展開では上がり33秒台でも届きません。
エリザベス女王杯のポイントは「先行して位置を取れる2200メートルの距離適性」です!
結論です。
◎ハーパー
内目の絶好枠を引き当て鞍上も頼れる川田騎手!前走からの距離延長、先行馬には絶好の枠順、本質的な逃げ馬不在の「ぬるま湯症候群」の恩恵を最大限に享受するのはこの馬でしょう。友道厩舎の2頭出しの「ディヴィーナ」は、前走府中牝馬Sを引っ掛かり気味に先行し押し切りましたが400メートルの距離延長が最大の課題であり今回は折り合いに専念し末脚を温存する公算高くハーパーの邪魔をすることはないでしょう。全ての流れがハーパーに向いています。リバティアイランド不在のここは勝負かかってます!
○マリアエレーナ
牡馬混合重賞で常に好走し先行出来る脚質です。忘れられた1000勝ジョッキー三浦皇成騎手初の戴冠シーンまでありそうです。外枠でなければ◎までありました。タイプでいえば過去の勝馬「マリアライト」でしょうか。
☆イズジョーノキセキ 
待望の内枠Get!岩田騎手の芸術的イン突き炸裂で有馬記念4着の実力発揮です。全く人気はありませんが実力は出走有力馬達に負けていません。
ちなみにエリザベス女王杯はリピーターのレースです。毎年過去の1着~5着が必ず掲示板に載るレースです。今年は去年の1着ジェラルディーナでも2着ライラックでもなく一昨年5着のイズジョーノキセキです。 三連単は骨折明け&距離延長の不利を克服できるポテンシャルを秘めている「アートハウス」、噛み合わないレースが続きますが能力G1レベル「サリエラ」が位置を取れれば全馬をまとめて面倒みる可能性を秘め、この2頭に前走休み明け大幅馬体増で上がりの早い超スローペースに対応出来ず大敗しましたが、叩いた効果と距離延長で馬群にひるまない抜群の勝負根性を持つ「シンリョクカ」、前走牡馬相手の初G2大敗で人気急落していますが好位が取れる脚質、秘めたる素質は相当の「ビッグリボン」絡めて勝負します。
それでは皆さんGoodLuck☆