WEAPONS/ウェポンズ
2025年/アメリカ(ワーナー・ブラザース映画)/ミステリーホラー
監督:ザック・クレッガー
主演:ジョシュ・ブローリン(アーチャー役)
2025年11月28日日本公開
まず書いておきたいのは、この映画は何も情報を入れずに「これは一体何が起こっているのだろう?」と思いを巡らせながら観るべき映画ということ。
配給側も「ネタバレ厳禁」と告知している。
構成としてはM・ナイト・シャマラン監督の作風に似ている。
なのでこのレビューも視聴後に読む事をオススメする。
ペンシルベニア郊外の田舎町。
とある小学校のクラスメイト17名が失踪する事件が起きた。
その朝登校したのはアレックスという少年と担任の女教師ジャスティンのみ。
監視カメラなどの映像から、失踪した生徒は夜中2時17分に自ら家を出て、両手を広げたポーズで闇夜に消えていた。
謎はずっと解明されないまま映画は登場人物の視点を変えて事件の周辺情報を埋めていく。
このあたり日本のホラー映画『呪怨』の構成を思い出す。
まず担任教師のジャスティン。彼女は事件への関与を疑われて、町で孤立する。
次に失踪した子どもの父親の一人であるアーチャー。
監視カメラの映像から、子供の向かった先を探り当てる。
次にジャスティンの元恋人である警官ポール。
空き巣に入った家でたまたま失踪した子供達を見つけてしまう薬物依存者で窃盗のジェームズ。
そして校長のマーカス。最後にアレックス少年の視点で映画は終幕となる。
(失踪事件以外)何も起こらない前半も興味を持続できているのは監督の手腕だろう。
真相は町にやってきた魔女の仕業だったわけだが、アレックス少年の視点での魔女との攻防は、「JoJoの奇妙な冒険」第4部の川尻早人のエピソードを思い出した。
それにしても魔女がなぜ自分の親族を標的にしたのか?
なぜ当初は消耗していたのか?
何をして元気を取り戻したのか?
そもそもなぜ魔女なのか?
といった黒幕側の背景はほとんど解明しないまま映画は終わる。
そこは監督の伝えたい主題とは離れるからなんだと思うけど、引っ張るだけ引っ張る構成だからこそ、あっさりした真相に感じてしまう。
余談だが、作中で操られた相手は両手をハの字にして走る。
このポーズが一時マイブームになったw
校長先生がこのポーズで走ってくるんだけど、目が飛び出てて、西川きよしみたいで怖いんだわww











