ブログを始めとするネット世界では
ネット民同士で日々 
様々なやり取りが行われている。

その中には
人生における重大な悩みなどの個人的問題を
知りあったネット民に打ち明ける者もいる。

悩みや問題を1人で抱え込む事は
最も避けなければならない事態である為
自らが選択した相手に打ち明ける事は
非常に大切である。

例え それが
仮想世界であるネット社会であろうとも。



しかし 俺は断言したい。

【「人生における重大な問題」は
仮想世界では決して解決しない】と。

日常生活における他愛もない悩みとは違い。



日々 ネット世界に没頭し 
生活基盤の多くを占めてくると
そういった厳然たる現実に気付かなくなり
結果 現実世界よりネット世界で
問題解決を図ろうとしてしまうのだ。



現実世界には
あらゆる悩める者たちを支援する
様々な組織が存在する。

その代表格が全国の自治体に存在する
社会福祉協議会である。

当該組織は
基本的にジャンルを設けず
市民生活における相談を受け付けており
必要に応じて 関係団体や行政窓口などに
橋渡しを行っているという
国民の生活問題全てに対応している
相談・支援団体の筆頭格であり
最も頼れる存在であるのだ。


赤の他人に〝助けて〟と言えるのは
大切であり非常に勇気が必要な行動である。

しかし それは仮想世界ではなく
現実世界で行うべきである。



当該ブログでは
過去 様々な社会的弱者に関する記事を
掲載してきたが 1度足りとも
ネット社会での問題解決を勧めた事はない。


このような見解を述べると
ブログ世界に極めて多数存在する
〝悩める者 集まれ〟的なブロガーたちの
気分を害するかも知れないが
俺の見解が間違いなく正しい。

これらのブロガーたちが役に立つのは
悩み事を吐き出す事による精神的安定であり
実際の問題解決にはならない。
精神的安定も大切ではあるが...


俺が現実世界で行ってきたのは
単なる精神的安定ではなく
実際の問題解決に向けた支援行動だ。

それも誰彼構わずじゃない。
そんな事してたら体が幾つあっても足らない。

現実世界で知りあった者の中で
その人物を知り その問題発生に関する事情等
あらゆる状況を把握した上で
見て見ぬふりをすべきでない
いや
「見て見ぬふり出来ない者だけ」を
当人が希望するならば
総力をあげて支援してるのだ。

「総力をあげて」だ。


〝赤の他人を支援する〟という行為は
極めて重い決断なのだ。

なぜならば 中途半端で舞台から
降りるわけにはいかないからだ。

重大な問題を抱えた その対象者は
ひとたび俺を頼れば必ず依存心が生まれる。
多かれ少なかれ。

その状況下において
〝やっぱり やめた〟と言えるはずがない。

それだけ安易に首をツッコめないのだ。

赤の他人の重大問題に関わるとは
そういう事なのだ。


そんな事が
顔も知らない匿名の文面だけの
ネット世界でやれるはずもない。
少なくとも俺は。


現実世界で
かなりの数の問題を解決してきたが
毎回 関わると決めた瞬間は
強い緊張感を感じてるのだ。
〝とことん付き合わなければならない〟という

いちいち当人には言わないが。





                     悩める者たちに捧げたい。



 人生における重大問題解決は

              【現実世界で】










     だって  現実世界は君が思うより  もっと

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