<2019.9>
今回、反社会人サークルさんという団体のお誘いを受けて「着るボドゲ」というテーマで制作をすることになった。
このあいだの受賞で僕のことを知ってくれたようだ。
怪しい団体名だが、会ってみると悪い人たちではなさそう。
せっかくなので新しくブログを立ち上げて、記録を残していってみようと思う。
毎回、記事を分けていくと分量とか頻度とかで悩んじゃう気がするので、この1つの記事に追記の形で書いていこうと思う。
こういう「テクニック」もボードゲームデザイナーならではかも。
これを読んでいる人なんかいなと思うので、自分勝手に、自分のために書いていきます。
宣伝になるかはわからないけど、よろしく。
<2019.10>
先日もらったテーマをもとにいくつか案を検討して持っていった。
悪くない反応だったけど、テーマを突き詰めるのが不足しているかも。
案はそこそこにお互いに「着るボドゲ」について、あらためてディスカッション。
着る以上、Tシャツと肉体は一体なのだ。
肉体は着られるものであり、肉体もまた精神の上に着られるものなのだ。
<2019.11>
Tシャツには「臓器マップ」を描く案で進めていくことになった。
となると、「医療」をモチーフにしたゲームに必然的になっていく。
あまりシリアスにしたくない(するべきではない)と思う自分の意見に対し、サークルの方から「お医者さんごっこ」という案をいただいた。
ちょっと、それこそ「反社会」的な匂いがしなくもないが、思わずクスリとしてしまった。
しかし、そんなテーマで妹は何と言うだろうか。心配だ。
<2020.1>
新年になって、制作も大詰めになっている。
あらかたのデザイン、ルールは作成できて、細かいカードの効果などの調整に入っていった。
そうそう。「医療」がテーマといったけど、ウイルスと医学が戦うバトルゲームになった。
題して「バトルTシャツ」だ。
「バトルえんぴつ」というのが昔あったけど、それみたいでほっこりする響きだ。
パンデミックの中で生き延びる人類というシリアスさもありながら、サークルの色である風刺もあって、バランス調整がうまくいけば良い作品になりそう。
<2020.2>
ちょっと世情が怪しくなってきた。
中国の方でウイルス騒動があり、世界中に流行の兆しがあるようだ。
制作中のゲームとの奇妙な一致を感じる。
こういう類似性みたいなことは、制作中にはよくあることだ。
気にしないでおこう。
そろそろTシャツは入稿になる。3月頭の即売会でお披露目されるのだ。
妹の反応はそんなに悪くなくて安心した。妹バカでもうしわけない。
本作では彼女にも宣伝で少し協力してもらった。こういうことは初めてだ。
無事に売れるといいな。サークルの方のためにも。みんなのためにも。
<2020.3>
即売会が中止になった。
https://gamemarket.jp/information/171302
ショックが隠しきれない。
いくつかある仕事のひとつなのはたしかだが、半年近くかけて取り組んでいたので思い入れもある。
しかし、どうやらそんな状況ではないようだ。
とりあえずは自分のゲームのことばかりではなく、感染流行が落ち着くことを望む。
ちなみに通信販売は開始したようだ。感想が楽しみだ。
https://hanshakaijin.booth.pm/items/1884834
<2020.4>
状況は悪化の一途を辿っている。
先日、緊急事態宣言なるものが発令された。
『うちで踊ろう』なんて流行りもあるみたいだが、心は落ち着かない。
少し暖かくなってきたので、お気に入りの靴を出した。
靴というか、ビーチサンダルなんだけど。「アシックスのビーサン」。
早くこれを履いて、外に遊びに行きたいものだ。
<2020.5>
本当は今ごろ東京の方でも即売会があったのだけど、予定通り中止になった。
仕方ない。
それはそうと、本作が変な目立ち方をしている可能性がある。
特に炎上しているわけではないのだが、僕のツイッターに変なDMが来ることが増えた。
こういうのを「不謹慎狩り」とか「自粛警察」とか呼ぶらしい。
好き勝手言いやがって。
最近、自分には口癖があるのだと知った。
まったく気づかなかったが、身近な人間からはあからさまにわかるらしい。
自分で、自分に言い聞かせてるのかもしれない。
<2020.6>
状況は悪化するばかり。ちょっとキツくなってきた。
DMは増えていき、1日に10や20じゃ収まらない。
このあいだ深夜に衝動的にツイッターアカウントを削除してしまった。
後悔はしている。けど、していない。
消えたい。ただ、純粋にそう思うことが増えてきた。

