みなしゃん こんばんは


今日は朝から晴れて

暖かくなった熊本でしゅ

早朝のお仕事に続いて

夕方までのお仕事も

無事に終えました


さて昨日訪れた

大刀洗平和記念館について


場所は福岡県朝倉郡筑前町にありましゅ




ここに平和記念館があるのは
以前から知っていましたが
それほど興味もなく
近くまで来ても素通りしていました


ところが
どうしても行かなきゃいけない
そんな状況が生まれたのでしゅ

それがこちら


「震電」という飛行機の

実物大模型が展示されているのでしゅ





「震電」とは終戦間際に福岡で製作された

最新鋭の戦闘機で

試作一号機が出来て間もなく

終戦を迎えたため実戦に出ることは

ありましぇんでした

その幻の戦闘機が

「ゴジラ-1.0」では

ラストで神木隆之介が操縦して

ゴジラに体当たりするのでしゅ





そうなんでしゅ

勘の鋭いみなしゃんは

もうお分かりでしゅね


展示されているこの模型

実は「ゴジラ-1.0」のために製作され

実際に撮影でも使用されたのでしゅ


このコクピットに

神木隆之介しゃんが乗っていたんでしゅね




この飛行機

じつは翼が前にあって

プロペラは最後尾にあるんでしゅ




これが後ろ姿


これを見たいが為に訪れた

記念館でしたが

この場所には

旧陸軍が東洋一を誇った

大刀洗飛行場があり

西日本における

陸軍の航空拠点となっていました

航空学校や特攻といえば

鹿児島の「知覧」が有名でしゅが

ここ大刀洗が航空学校の本校で

知覧は分校だったそうでしゅ


またこの大刀洗は

特攻の中継基地としての役割も担っていて

この地からも多くの若者が

南洋へと飛び立ち

帰らぬ人となりました


大刀洗飛行場から特攻出撃した九七式戦闘機

世界で唯一の現存機だそうでしゅ



そしてこちらは零戦



こちらも世界で唯一現存する
零戦三二型の実物だそうでしゅ



敵艦に突っ込むとき
この場所でパイロットは
何を思ったのでしょう


撮影が許可されているのは
これら飛行機だけでした
ほかにも人々の生活や
大刀洗飛行場のあゆみ
さらには世界に誇る航空技術など
当時の活気ある様子が
解説されていました

しかしこれだけの重要拠点ゆえ
終戦の年の3月27日に
米軍機による大規模な空爆を受け
大刀洗は焦土と化しましゅ

いつの時代
どこの場所でも
犠牲となるのは一般のみなしゃん

戦争さえなければ
穏やかな生活が続いたであろう場所が
戦争という人間の愚かな行為によって
一瞬のうちに
人の人生を変えてしまう

たとえ如何なる大義名分があるとしても
そんなことが許されていいものでしょうか

今のところ
平和を装っているわが国ニッポン
しかし 
いつ戦争が勃発してもおかしくない
そんな気配を痛切に感じましゅ

軽い気持ちで訪れた大刀洗でしたが
福岡県人として
何も知らなかったことを恥じ
戦争の悲惨さと
平和の尊さを肌で感じた
大刀洗平和記念館でした



少しでも関心を持ったみなしゃんは
ぜひこの地を訪れてくだしゃい

過去の出来事と
平和の大切さを
心に刻んでほしいモン

過去を知り
自分なりの解釈でいいから
みなしゃんの心に
戦場で散った人々の思いが
伝わればいいにゃ
と思いましゅ