研究授業~マラウイ記39~ | ぴぎのOptimistic Life

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アメリカ移住直前で妊娠。
異国の地で初めての出産・子育てに臨むと同時に応用行動分析士を目指しています。学生ママとしてキャリアと子育ての両立や応用行動分析学について綴っていきます。

8/30~9/2 理数科研究授業


30:研究授業最後の打ち合わせ

31:数学(Torigonometry)

1 :生物(Reproduction)

2 :物理化学(Organic Chemistry)/家庭科


今回はマラウイアンの現地教師を招待しての研究授業。


去年は各教科代表1名と新隊員(当時は私たち)が授業をするといった形で行いましたが、今回は一転、全隊員授業をすることに。


1日かけて1教科1単元を教えるといったもの。


私は人数の関係上、生物のみに参加。数学は見学にまわりました。


生物は導入・染色体・体細胞分裂・減数分裂・細胞分裂のまとめ・受精の6コマ6人で分担し授業。


どじな私は板書計画を宿に忘れてしまい、急きょ綴りを間違えないように単語をリストアップして、その紙だけで授業することにあせる

正直、準備不足・勉強不足が隠せない授業をしてしまいました。

間違って教えてしまった箇所もダウン


授業後は

テンションがた落ちと間違いを教えてしまった焦りで心ここにあらず・・・

後に続いた新隊員の授業にも集中できず・・・・・・



それでも、こっそりライバル視していた同じ生物隊員に

「発奮させられました」

と授業後の感想を貰え、単純な私はすぐにテンションMAXアップ


今回、生物を教える新隊員2名が女性であること、生物の知識では隊員一おバカな私が論理的解説で他の隊員に立ちうちできるはずがないということを踏まえ、

"女性らしく"

"明るい雰囲気で"

"楽しい"

授業をすることを心がけました。


私の授業内容は正直最悪でした。今回の研究授業でダントツ最悪です。

何度も言うように、うそを教えてしまったのですから。

そして付け焼刃のような探り探りの授業をしてしまったのですから。


けど、授業前に心がけていたこの目標は達成できたようでした。


「授業開始してすぐ、これは凄いことがおこるぞと思って慌ててビデオ回したら、本当にすごいことが起こった」

なんて言ってくれた隊員もラブラブ


そんなこと言われたらす~ぐに調子のっちゃいますよにひひ


ラッキーなことに、今回の生徒たちは私のペースにうまく付いてきてくれて、よい雰囲気で授業を進めることができました。

そこが最大の+ポイント。

他の隊員もそこを評価してくれました。




と、調子にのるのはここまでにして。


教壇に立つ上で、おバカでは済まない。

もっともっと勉強しなければ、と自分の怠惰を反省しました。


研究授業の反省会での隊員たちの一言(一部)


「教える上で、教科書レベルの知識では足りない。ひとつ上のレベルでいる必要がある」


その通りです。

でなければ、生徒の質問には答えられないし、1つ1つの内容が単純化された教科書だから、教科書だけの知識では単元全体を見たときに矛盾が生じることも多々。それをいかに矛盾のないよう知識を補てんしてまとめるかも大切。



「英語の発音は必ず確認すべき」


当たり前です。けど私はおろそかにしていました。

もちろん知らない単語は調べるし、発音も確認します。けど、知っている単語、意味が予想できる単語に関してはそこまで確認していませんでした。

けど、教えるなら正しい発音で教える必要があります。


残り1年、1つ1つの授業をもっともっと大切にして、手を抜いた授業が1つもないように心がけていきます。



また自分の反省とは別に


同期の成長、先輩隊員の変化に感動しました。


去年も勉強になる授業を見せてくれた先輩隊員。今年はさらに1ランクも2ランクも上の素晴らしい授業を見せてくれました。


去年は英語に自信がなく、少し頼りなさげに見えた同期。今年は先生らしく堂々とした目力で丁寧で分かりやすい授業をしていました。彼以上に1つ1つの言葉を大切にして教えている隊員はいないと思います。

彼から発せられる全ての言葉・単語が1つも漏らすことなく伝わってくる、そんな素敵な先生になっていました。


1年はあっと言う間だったけど、だけど、そんな短く思える時間でも人はこんなにも変われる。


そんなことに気付かされた3日間でした。

理数科隊員のみなさん、お疲れ様です。そしてありがとうございます。

また新年度頑張りましょう!!



あ~3日間、意外に疲れた~~~~~

誰ですか"ゆったり4日間コースはどうか"と提案していた隊員??

3日が体力の限界です・・・