おじちゃん、ありがとう | ダメ人間じーちゃんのダンスと日常

ダメ人間じーちゃんのダンスと日常

"じーちゃん"だけど踊るのが好きなれっきとした女子。
HSPかもしれない私、生きづらい日々からの脱却を目指してサボりながら配信中。



今日は母方の伯父の葬儀だった。

なんだか…


ホントに、言われてたように親戚とは『冠婚葬祭くらいでしか会えなくなる』時期になってきたなぁ

しかも…年を追うごとに "葬" の方が…。



イトコの子もまだ結婚するなんて年頃じゃないし

まぁ、イトコの子の結婚式に親戚が一同を会す、なんてこともないものだけど

昔はお正月とか、楽しい時に会ってたのが…
そっちの機会が多かったのが

まず、"葬" か多くなる前段階(?)で

自分の祖父、祖母に当たる人が亡くなったり
伯(叔)父、伯(叔)母、も高齢になったりして
集まる機会も、集まる人数もどんどん減ってきて


しまいにゃ集まることさえもなくなって
そのあとから、少しずつ "葬" が…。







今日だって "この間" 会ったのが、もう三年前。

私の兄貴の葬儀のとき。


久しぶり、がいともかんたんに数年単位。





あの時もメールやら電話やらで来てくれた親族たちにお礼は告げたが
やっと、顔を見て直接言える。

伯父さんの葬儀だけどね(笑)



従姉のおねぇちゃんたちには、優しい言葉で励ましてもらって
ホントに助けてもらえたから
お礼が言えて良かった。


今日、出棺を待ってる間にお礼を改めて伝えていると、
おねぇちゃんから『(兄貴の)お葬式であんな感動的な妹見たことなくて、ずっと忘れられないよー』なんて言われたのだが…
当の本人、私は…『え?』(汗)
わーわー泣いてなんかないし (ガマンしたよー、立派な妹でいようとさー、笑)
出棺で『"男性の方" 棺をお願いします』って係の人の案内があったとき、
持ってた花束を母に託して
ズカズカと男の人たちに混じってワレがワレがと率先して!アタシ一人で持ったるわぃ!ぐらい、ガッシリ!棺は持った記憶はあるが…
はっ!もしや…。
花入れのときに "ちょっとしたこと" はやっ(ちゃっ)たけど。
思わず、思わず…もぅ最後だと思ったら…思わずやっちまって…私自身、あとで恥ずー!( >д< ; )ってなった…あれか?
誰もが忘れてくれと思った…あのことか?(汗)(汗)(汗)
と、冷や汗かいてるとちょうど出棺、話はそこで終わった。ほっ。(汗)











今日は、
兄貴が使ってたバッグ、"そういう場" にはあまり相応しくない柄が入ってるのだが
色は黒だし、ぴかぴかモノでもないし、柄も裏返せば目立たないし、なにせ親族だけだからいーだろーと、んでもってなんか言われたら『兄貴の』って言えば誰も何も言えないだろーとの、トコトン勝手な言い分で持って行った(笑)



おんちゃん、おじちゃんにお別れできた?(^-^)



あ、てか、おんちゃんはもう "そっち" にいるんだったね!

あははははは!(^。^;)アホやー。








あれ?(  -_・)?

一部の親族でざわつく。


お花入れの時のこと。




おじちゃん…


おばあちゃん(私の母の母)に似てない?





おじちゃんは確か……ヨソのヒト。(←言い方 悪い?笑)



おばちゃんがおばあちゃんの子だよね?




伯母が、私の母の姉で
伯父はその旦那さん。


血は繋がってないはずなのに




似てるねぇ。

似てくるもんなのかねぇ。






って、んなことあるかい!

ってツッコみたくなる話で変に納得(?)し合う。




いやぁ、人間ってフシギだ。( ゚Д゚)


どうしても、どんなんでも、こじつけでも、最後に『ねー』と同調し合いたくなる方向へ持って行き
そして、場が場なだけに誰も反論しようともしない(笑)












なんだかどんどん淋しくなるよね…
昔はさぁ、、、
そうそうそう!
なつかしー!


おねぇちゃんは受付をやっていたので
出棺を待つ間で、ようやく話が出来て。
そんな昔懐かしい話と、例の兄貴の葬式の話にもなり、冷や汗かいたところでおじちゃんとお別れ。


私は夜に仕事があるので "焼き場" には行かず、一人先に帰宅。



おねぇちゃんは…

お寺のすぐ隣と言えるくらいのところにおじちゃんの家があり、
おばちゃん(おばあちゃんの "本当の" 娘)も、今は寝たきりで

今回、亡くなった伯父にも娘が二人。
そのおねぇちゃんたちは、自分の父親の葬儀だから
おばちゃんの代わりに喪主をやったりと色々忙しいので

兄貴の話をしてたおねぇちゃんが、その間おばちゃんを見ることになっていて、(焼き場への)バスへは一緒には乗らずに後で合流するのだとかで

おばちゃんに会ってく? 人ん家だけどね。あはは。


と冗談も交えて言ってくれて、私も『行く!行く!会いたい!』








鼻に管を通して、誰にも、何にも反応しないおばちゃんの顔は

薬のせいなのか、ちょっとむくんでるようだけど




あー、おばちゃんだぁ。

おばちゃん、よーこだよ、わかる?




いびきっぽい呼吸をしてるだけで、もちろん、反応はない。



毛布の上からでもわかる、痩せ細った体。




コロナな今、直接手を触れるのは遠慮して

服の上から体をさすりながら
聞こえてるかわからないおばちゃんに色々、話し掛ける。

またちょっと、おねぇちゃんと長話になりそうになって…


いかん、いかん!

おねぇちゃんもまだまだ忙しいし、
何せ千葉の田舎町。
1時間に3本しかない電車。



おばちゃんも疲れちゃうだろうから早々に引き上げて

一路我が家へ。





一度昼寝して

17時40分、再び出発。








んー?

なーんか、



おかしい…






仕事モードにならない。笑








おじさん、おばさん、そして私のイトコまでが集まると


私は下っ端の方。若僧の方。笑






おじさんたちともおばさんたちともイトコたちとも

すぐ昔に、あの頃に、返る。


というか


関係性(年齢差?)は昔のまんまだからなのか





いつまで経っても


おじちゃん、おばちゃんにとっては "姪っ子のようこちゃん" だし

イトコにとっては "妹みたいなようこちゃん" で





私も、つい、いい気になって(?)
こんな年でもこの中で一番…違った、二番目に若くて末っ子みたいな "ポジション" なもんだから


おじちゃん
おばちゃん
おにぃちゃん
おねぇちゃん


の、甘えん坊ようこちゃん、になっちゃってさ。笑







仕事モードに…


レッスンを "先導する立場" の仕事モードに…





戻れないっ!ヤバイっ!(大汗涙)









生まれて初めて味わうフシギな感覚を戻せないまま、

もう19時…。







今日はゼッタイに


フワフワフワフワしたレッスンになるのだろーな。笑








人生の、滅多にない貴重な体験、経験のヒトツとして

日記に書いておこう。笑






ひゃ~


どーなることやら…
















おじちゃんも、晩年は寝たきりだった。

享年96!






おじちゃんの優しい顔と

ハスキーボイス、




忘れないよ






ありがとう、おじちゃん。



天国で、ゆっくりしてね。