何日か前にケンブリッジ大学のびっくり授業料について触れました。



その後気になって我が母校大学院(アメリカの州立大学)の授業料を調べてみるとびっくり!


留学生は驚愕の年間5万ドル(740万円)!


その州出身のアメリカ人でも3万4千ドル(500万円)!ただ1/3くらいの成績がトップのアメリカ人は半額奨学金が出ている感じでした。


私の通ってたときは、留学生で2万5千ドルいかないくらい。円も1ドル100円から120円くらいだったかと。


アメリカは普通の家庭だと親が授業料を払うケースは少なく、過半数を軽く超える学生が学生ローンを利用します。結構裕福そうな家庭でも学生ローンをしていてびっくり。


インフレ調整後のアメリカの授業料の1980年から2019年までの推移データは鰻登り(グラフの上の線)で160%の上昇。他方でインフレ調整後の22歳から27歳が稼ぐ平均収入の推移がグラフの下の線。ほとんど平坦です。

ローン返済の負担が年々重くなっていることが良く分かります。

授業料高騰の理由が、国や州の予算カットや運営費高騰が主だそうです。教授陣は高い給料を払わないと引き抜かれてしまうし、今どきの学食や寮など新しい施設がないと学生が来ないなど色々悩みはあるようです。


欧米の大学、恐るべし!