春になってバルセロナ郊外でタパス一品と飲み物を低価格で提供するイベントをちょくちょくやっています。


この手のイベントは大抵ビール会社やワイン生産地域がスポンサーなので、参加飲食店に特別価格で飲み物を提供するなどしている様。

バルセロナでもたまにやっていますが、せっかく電車の無料パスがあるので最近ふらっと郊外に行ってみました。

まずは電車で40分くらいのところにある海沿いの町シッチェス


30店舗くらいが参加して、飲み物とタパスで4ユーロです。


その中で中心に近くグーグルマップ調べて美味しそうだったこのお店に↓


メニューはこちら。



カツオのオイル漬けにアリオリ、青りんご、温泉卵、トマトベースのロメスコソース、鰹節などをのせたもの。

実際は下のクラストがなく写真とちょっと違います。紙皿だし…


食べてみたらこれが美味しい♪これは温泉卵マジック!なるほど温玉はこういう食べ方もありかと勉強になりました。

カツオと鰹節を合わせるところはある程度和食に精通しているシェフ?鰹節は中国製なのか荒くて風味があまりなかったです。これは家で似たものを簡単に作れそうです。

そしてシッチェスより二駅バルセロナ側にある同じく海沿いのCastelldefelsへ。こちらは5ユーロでした。

町の中心はちょっと内陸なのですが、せっかくのビーチタウンなので海沿いのチリンギートを選びました。チリンギートは日本語で「海の家」というところでしょうか。

アンダルシア州のマラガあたりだと、チリンギートといえば魚の炭火グリルをビーチの船の上で焼くのが名物となっていますが、カタルーニャ州あたりだと飲物が中心のバルでもレストランでもビーチ沿いにあればチリンギートと名乗っているところが多いです。

セビーチェが美味しそうだったこちらへ。エビ、アボカド、マンゴーのセビーチェで下にクリスピーなキヌアが散りばめられています。

Chiringuito Tibu-Ronというお店。この辺りのレストランやバルを何軒か経営しているよう。

寒くもなく暑くもなくちょうど良い気候♪このビーチは去年の夏に2回くらい来ています。

海を眺めながらまったりと。だいたいみんな同じものをオーダーしていました。

セビーチェは写真ではすごく美味しそうだったのにあまりフレーバーがなくイマイチ。

魚の鮮度も写真で見るほどではなかったです。見た目も写真よりちょっと劣ってる…

元々チリンギートはそんなに期待していないので、比較的お手頃に海を見ながらお酒を飲めればまあいいかなという感じです。

それにしてもこの手のイベントは写真がマックのバーガーの写真のように良く撮れていて、実際のを見て少しがっかり…

両方とも去年と値段が変わっていないので、量や質が落ちているかもしれません。ただこういう機会でないと行かなかったかもしれないので普段と違った雰囲気で楽しめました♪