昨夜、お風呂上がりの脱衣所で、長州小力な面影を姿見に見つけてしまったG−tomicaです。
ショート丈の濃いグレーのTシャツに、黒っぽいおパンツ🩲、濡れた髪、垂れ目、ポッテリとした肉体…。
長州小力だ
子どもたちには、お母さんが長州小力だったということは内緒にしておこう。
さて、本題。
脱衣所で長州小力を目視した後、リビングで1号と真面目な話をした。
「tomicaのおかげで謝れるようになったよ」
話の流れで、1号が言い出した。
結婚してからずっと気になって、腹立たしく思っていたことの一つが解決した瞬間だった。
1号は理系の人。
教科書的にとても頭が良い。(SSは70を超える)
電気系統や、パソコン、スマホの扱いの能力はゼロに近いけど、とても優しい。
特に妻に優しい。
妻の願いは叶えようとしてくれる。
そして、努力家だ。
でも、この優しさポイントを上回る欠点といえば、ずーーーーーーっと謝れない人だった。
※リア友は知ってる 笑
ありがとうは言えるのに、ちょっとしたことにも「ごめんね」が言えなくて、必ず誰かのせいにした。←特に私
ありがとうとごめんねはイコールではない。
自分のミスを指摘されると、必ず「それは〇〇だったから」的な言い訳をした。
己の過ちは、誰かの失敗によって引き起こされた
と、思っていたのか?1号の親がそういう親だったから、知らずに身に着けたのか?
もしくはそれで良いと思っていたのか?
すっかり優しくなってしまった1号母を見ると、今となってはわからない。
過去、1号の周囲にいた人たちも、気づきながらも言えなかったのかもしれない。
申し訳ありませんでした
などと、仰々しいものではなく「ごめんなさい」「ごめんね」で済む話のほうが多いことも、1号は知らなかったのだろうか?
1号母が謝れない人だから、1号もそうなんだろうな…と、勝手に思っていたけれど、中年に差し掛かる年齢になっても、妻や子供に「ごめんね」が言えないことに、私はイライラすることも多かった。
「ねぇ、自分が間違えていたら、子供に対しても謝らなくちゃダメよ」
何度1号にそう言ったかわからない。
でも、パッとした返事もせず、黙ってしまう。
子供が私に「謝りなさい」と叱られたときは、子供だけじゃなく、1号に聞こえるようにわざと、どうして謝らなければならないか?謝ることでどうなるのか?を伝えた。
誰かのせいにするのは良くないということも説明した。
何年も何年も。
私は、自分の失敗に気づいたとき、子どもたちをキズつけてしまったとき、不安にさせたとき、「ごめんね」と謝ることにしている。
それは自分の父親で、嫌だった点からだ。
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1号も、私には自分の親のそういう嫌なところを話してくれていたのに…そう思っていた。
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1号が昨夜、自分からそう言ってくれたことに感謝した。
少し肩の荷がおりた。肩の荷がおりて少し眠い
何を思って言い出したのかはわからないけれど、きっと長い間心に留めておいてくれたんだなー。
老人になる前に変わってくれて良かった。
私ももっと変わらなくちゃ。
とりあえず、長州小力さんからは脱しよう。
うん、そうしよう。
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