動物は逃げる事ができるけど
動けない植物は どんな工夫をしているか
どんぐりは硬い殻で
竹の葉も硬く
薊やサボテンは棘を
そしてユーカリは毒で
身を守る
動物は それらを(何とか)食べて生き延びている
人間は硬い殻を砕く歯も擦り潰す歯もありません
毒を食べたら死にます(沢山死んだろうね)
動物を捕まえるための爪も牙もありません
殺すための毒を持っていません
最初人間はきっと森の中で
猿のように木の実(果物)か小さい動物を食べていた
そのうち(食べ物の)戦いに負け
ジャングルから追い出され
トボトボ・・・・
どうすりゃ良いんだ
「とっちゃん この草硬くて苦くて食えないよ−」
目の前のある沢山の草は食えない(牛や鹿はあんなに美味しそうに食べているのに)
食い物を探しながら
沢山ある植物から
柔らかそうで
毒の少なさそうな植物を
試食して
合格したものを
栽培するようになり
さらに
改良して増やし
煮たり焼いたりして
料理をするようになり
工夫して増やしていった
これが
野菜なのだ
野菜は自然であるべきもの
人工的なものを野菜とは言えない
海月