ある男の肖像
1
洋行帰りのその洒落者は、
齢をとつても髪に緑の油をつけてた。
夜毎喫茶店にあらはれて、
其処の主人と話してゐる様はあはれげであつた。
死んだと聞いてはいつそうあはれであつた。
2
――幻滅は鋼のいろ。
髪毛の艶と、ラムプの金との夕まぐれ
庭に向つて、開け放たれた戸口から、
彼は戸外に出て行つた。
剃りたての、頚条も手頸も
どこもかしこもそはそはと、
寒かつた。
開け放たれた戸口から
悔恨は、風と一緒に容赦なく
吹込んでゐた。
読書も、しむみりした恋も、
あたたかいお茶も黄昏の空とともに
風とともにもう其処にはなかつた。
3
彼女は
壁の中へ這入つてしまつた。
それで彼は独り、
部屋で卓子を拭いてゐた。
青空文庫
あれ今までと違うぜ
どうしたんだろう
まっ
いいや
この詩
事実を?
淡々と?
比較的分かり易くて(でもないな)
1つ1つのシーンが目に浮かぶ
そして失われた恋
彼女 亡くなったんだろうな
読むうちに寒々としんみりなっていきます
次の曲を思い出しました↓
今日は久しぶりの大雨
やっと梅雨に入ったのかな
それにしても「梅が手に入らない」と
妻が嘆いている
「食糧難になった時 ご飯と梅干し ゴマ 海苔(又はわかめ)があれば良いよ」
と思っているんだけどね
あとタンパク質はイリコをかじる
あっ味噌を忘れていた これも身体に良い。
あれ 雨 止んでいるよ
散歩しょうかな
いや リハビリだよ
今日は日曜日
なのに 我が家の近辺寂しい
子供の声が聞こえない
静かだね
ゴーストタウン?
だね
歩く人は 年寄りばかり
多くは犬を連れている
んー
ウオーキングしている人もたまにいる
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海月

