曇天
ある朝 僕は 空の 中に、
黒い 旗が はためくを 見た。
はたはた それは はためいて ゐたが、
音は きこえぬ 高きが ゆゑに。
手繰り 下ろさうと 僕は したが、
綱も なければ それも 叶はず、
旗は はたはた はためく ばかり、
空の 奥処に 舞ひ入る 如く。
かかる 朝を 少年の 日も、
屡々 見たりと 僕は 憶ふ。
かの時は そを 野原の 上に、
今はた 都会の 甍の 上に。
かの時 この時 時は 隔つれ、
此処と 彼処と 所は 異れ、
はたはた はたはた み空に ひとり、
いまも 渝らぬ かの 黒旗よ。
青空文庫
この詩は高校の時
すでに知っていたが
嫌いだったけど
いま読んでみると
何かが少し分かるんだなあ
彼の詩を読んでいるからかなあ
黒い旗って不吉
なにか良からん 影のようなものが
胸の中をざわめいて
取り除こうとすれけど
それもかなわない
今日もまた
死の予感
なんて
適当ですよ
今日の出来事
ニゲラ 勝手に増えています↓
ムラサキカタバミ↓
土置き場? 捨て場?の淵に咲いています↓
可愛いので 根絶しませんよ
シュウ酸が多いので食べるためには一工夫が必要です(食べたことはありません)
メキシカンブッシュセージ↓
色が素敵です
強い 大株になる 臭いはどうだか?
今日の暑さはたまらん
きっと30℃越え
海月


