とらうむ


あかるい屏風のかげにすわつて
あなたのしづかな寢息をきく。
香爐のかなしい烟のやうに
そこはかとたちまよふ
女性のやさしい匂ひをかんずる。

かみの毛ながきあなたのそばに
睡魔のしぜんな言葉をきく
あなたはふかい眠りにおち
わたしはあなたの夢をかんがふ
このふしぎなる情緒
影なきふかい想ひはどこへ行くのか。

薄暮のほの白いうれひのやうに
はるかに幽かな湖水をながめ
はるばるさみしい麓をたどつて
見しらぬ遠見の山の峠に
あなたはひとり道にまよふ 道にまよふ。

ああ なににあこがれもとめて
あなたはいづこへ行かうとするか
いづこへ、いづこへ、行かうとするか。
あなたの感傷は夢魔に酢えて
白菊の花のくさつたやうに
ほのかに神祕なにほひをたたふ。

 

 

                青空文庫

 

この詩好きでした

ただ 「夢魔に酢えて白菊の花のくさったやうに」]

という表現がどうしてもなじめなかったです

単に「白菊のはなのように爽やかな・・・・」という表現をしないことが

魅力があるのかな(プロ?好みなのかなあ)

しかもこの部分の意味が理解できませんでした。

 

 

 

昨夜 TVでリンパの話しがあったので

つい 見てしまいました。

 

血管と違ってリンパについて

学生の頃 詳しく習っていません。

 

最近リンパマッサージとか

よく耳にするので興味深かったです。

 

リンパ液とリンパ管を合わせてリンパというなんて知りませんでしたよ

 

リンパ腺が腫れたとか 首のところや足の付け根とか小さ頃よくい腫らしました

 

 

 

この図が分かり易かったです

 

 

 

 

毛細血管から出た血液(血漿)が出て 各組織のところに行った血漿(組織液)が

静脈に戻る

と言うように習ったけど どうしても納得ができなかった。

 

動脈側の毛細血管側から心臓の圧力によって出ていくのはわかるけど

静脈側の毛細血管に血漿(組織液)が入って行けるのか?

静脈に血漿を吸い取る力があるのか?

静脈には血液を心臓に戻す力さえないのに・・・

反発するだけではないのか

 

でも、この図の説明だったら納得できる

毛細血管からでた血漿(組織液)は各細胞に養分を与え、老廃物が多くなった血漿を

ゆっくり回収しながらもどり、リンパ管に入り、リンパ液となって静脈に行き、血液として

心臓に戻る。

→(この図では えっ 毛細血管は途中で切れるの? ウソでしょう)

 

  なお、リンパ液は 静脈中の血液の1/10らしい。

  1/10の血液(血漿)が毛細血管から出てリンパ液になるという意味なのか?

   わからん

 

なるほど 

なるほど そうだったら血液の流れもスムーズだな

 

納得 納得

いや まだ納得いかないところもある。

 

 

1人合点している海月です