昨日のブログに中谷宇吉朗の「雪は天から送られた手紙である」という有名なことばを載せたけど、次の詩を見つけました。

 

      山村暮鳥


きれいな
きれいな
雪だこと
畑も
屋根も
まつ白だ
きれいでなくつて
     どうしませう
天からふつてきた雪だもの

 
「天からふってきた雪だもん」が印象的です。童話風で。
 
 
なんとなく
金子みすゞの詩をさがすと↓の詩を見つけました。
 

淡雪

雪がふる、
雪がふる。

落ちては消えて
どろどろな、
ぬかるみになりに
雪がふる。

兄から、姉から、
おととにいもと、
あとから、あとから
雪がふる。

おもしろそうに
舞いながら、
ぬかるみになりに
雪がふる

 

彼女の詩にはエスプリ?(この言葉で良いのかな)が効いてイイナー
 
 
ナマケもん