第一回葡萄ツルのクラフトスキルアップ研修会が小倉フィールドで実施されました。

今回は、現場で葡萄ツルを採取し、皮を剥ぐまでの作業を実践する研修です。

岡崎団長の挨拶に続き、板垣リーダーから、今日のスケジュール説明がありました。

それから、渡邊和美講師と8名の研修参加者で森の中に分け入り、葡萄のツルを皆で

採取し、駐車場に戻り、皮剝ぎに挑戦しました。

なかなか経験出来ない作業です。皆さん、真剣に講師の話を聞いて作業をしました。

今回は、1Kg程度の皮が採取出来ました。

採取した皮はとても良い材質だそうです。白い方を表にして束に縛る。

これを、雨に濡らさないように3日間天日干しする。

その後、風通しの良いところに保管し、1年寝かせて水で戻して使う。

5年保管すると固くなるのでお湯で戻して使う。

皆さん、とても熱心に、丁寧に、賑やかな研修で、次回も会いましょうとお別れしました。

 

 

森の中に分け入る。      渡邊和美講師からツルの説明

 

いろいろなツルがある     ツルをのこで切ります   

 

切ったツルを皆で運びます   オオバクロモジ茶を飲み一休み

 

 皆で運んだ葡萄のツル

鬼皮、外皮剥ぎ        鬼皮、外皮剥ぎ

 

鬼皮、外皮剥ぎ        内皮剥ぎの説明

 

内皮剥ぎ(少しづつ優しく)  内皮剥ぎ

 

内皮剥ぎ           内皮剥ぎ

 

内皮剥ぎの悪い例(強く剥ぐと亀裂が入る)

束ね方(白い内側を表に束ねる) 束ね方(白い内側を表に束ねる)

 

今回は団員のみでなく、一般からも参加いただきました。

今回採集したツルで蔓細工に取り掛かれるのは早くて1年後。楽しみですね。