今年弊社へ入社した香港人スタッフが

 

今日の来客対応で

 

ウチからノックしてからドアを開けてました。。。

 

 

久しぶりに人の行動にポカーン。。。としました…笑

 

すぐさま

ウチから開ける時はノックする必要はないですよ。

と伝えました。

 

 

香港ではそのような文化風習があるようにも思わないけど、

どうしその行動になったのかは謎でした。

 

おそらく、日本の思いやりや気遣いを

気にしすぎた結果の一つの行動なのかとも思いました。

 

こういう時は間違った認識を長引かせないためにも

すぐさま指摘してあげることも大切かと思います。

 

さて、今日弊社にベトナムの留学生で

トータル日本で6年間の留学経験がある方が面接に来ました。

(来年3月卒業ということで就職先を!)

 

来日6年となれば、それなりに日本語ができるかと思ったが、

自己紹介でボソボソと何を言っているのかは

集中しないと聞き取れないぐらいでした。

 

日本語の検定は取ったか?と聞くと、

2級を3回ほど不合格になったみたいで、

それ以下の検定は受けたことがない。

 

確かに留学生が日本で就職する場合

大学卒で2級というのが就職するのに必要不可欠ですが、

何もないというのもかなり就職には不利です。

 

彼の力にどうやったらなれるのかを

色々試行錯誤しながら話してくうちに

 

過去の失敗を思い出したので、

 

私「アルバイトは週何時間してる?」

 

面「28時間です」

 

質問の答えとちょっと違和感があると思い、さらに

 

私「必ず28時間守ってる?」

 

面「。。。守ってないです。」

 

私「何時間超えてる?」

 

面「週に35〜40時間ぐらい。。。」

 

(若干質問と答えがズレているのは察することが大事です。。。)

 

私「去年の年収は?」

 

面「250万ぐらいです」

 

私。。。

面。。。

 

私「それはほぼ就職無理ですよ。」

(完全にアウトですね)

 

面「でも、友達就職できた!」

(これをアピールする人は沢山います。友達ができたからって必ずできるとは限らない)

 

その後もしばらく話をしましたが、

弊社としてはご紹介することが難しいと判断したので、

今回は断念しました。

 

本音で言えば、日本で沢山働きたい人をぞんざいにしたくはないけれど、

法律がある以上それを守らないと長くは続けられないのです。

 

(もし、自宅にホームステイの外国人を招き入れるとして、

 過去に法律を守っている人と、守っていない人どっちを選ぶ?

 という視点で考えればすぐわかることですね。

 法の重さ軽さによるかもしれないですが、

 総合的には守っている人のが安心ではないでしょうか?)

 

 

過去にそういう方をなんとかしようと沢山時間費やした結果

入国管理局の許可が下りず、終わったことは何度もあるので、

最近は必ずアルバイトの時間を聞くようにしてます。

嘘をつく人もいますけど、

去年の納税証明書を出してと言えば、わかることなので

今はみんなすんなり言ってくれるはずです。

 

 

どうしていけないかわからない人もいるかもしれないので、

最後に一応ワンポイントリーガルチェック!として

 

留学生・家族滞在のビザの方は

週に28時間以内しか働けない法律があります。

 

これを年間でまとめると

 

28h × 52週 = 1,456時間

1,456 × 時給1,000 = 1,456,000円(年間)

 

さらに長期休暇(夏休み冬休み)は週40時間働ける制度もありますので、

加味するとしたら(3ヶ月として)

12h × 12週 = 144時間プラスになります。

 

1600h × 時給1,000 = 1,600,000円(年間)

1600h × 時給1,200 = 1,920,000円(年間)

 

というのが大体の法定内の年収なんです。

 

なので、まとめとして

年収が180万円〜200万円を超える方は要注意ということになります。

 

 

本日のチェックポイント

 

******************

1、間違った常識はすぐに指摘する

2、日本語の検定の取得状況の確認

3、昨年の年収について確認する

******************

 

 

 

さて、そんなベトナムに

今年の12月は就職フェアを開催します。

海外からいい人材を発掘したいものです。

 

 

 

 

 

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