令和になり、初めての講座が5/23に開講し、早や6月講座も終わり、時の速さを感じる今日この頃です。
第1回目は講道館参与・全日本柔道連盟参与 村田直樹先生による「嘉納治五郎の成果と課題」。柔道関係者の方にとっては嘉納治五郎師範は柔道創設者として特別な存在だと思いますが、そうでない多くの人にとってはカノウジゴロウって名前は聞いたことはあるけど…誰?かもしれません。NHK大河ドラマで役所広司演じる東京高等師範学校校長の嘉納治五郎先生。講師・村田講道館8段は最初に結論を話されました。「嘉納治五郎師範は“善のシステムを確立された方”です」それまで日本古来よりの柔術を柔道として確立するまでの長い苦悩、不断の努力、高い見識―その歴史があっての今日の柔道なのだということがひしひしと伝わってくる短かすぎる90分でした。
第2回目は第14代横綱審議委員長 守屋秀繁先生
横綱審議委員会ってお相撲さんが横綱昇進の時にニュースで見ることはあるけど…どんなことしているの?そもそも相撲って国技っていうけど
なぜ?相撲は神事?スポーツ?身近であるようだけど様々なギモンが守屋先生によってとても分かり易く解かれていきました。横綱審議委員になった人って何十人しかいないんだって初めて知りました。講師・守屋秀繁先生は33人目の審議委員だそうです。その33が入ったバッジを襟元につけて来て下さり興味深々でした。先生が審議委員長をされた時にあの国民的人気力士・稀勢の里が横綱に昇進しました!その時の話も詳しくして下さいました。
講座の貸出DVDあります。見たい方は事務局までご連絡下さい