事務局スタッフブログ

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更新がずいぶん遅くなってしまいました。

10月10日(木)が第5回目の講座でした。「メダリスト育成への挑戦~国際競技力獲得までの道~」と題して高崎健康福祉大学スケート部監督・入澤孝一先生のお話。スピードスケートのオリンピック選手・黒岩彰とか黒岩敏幸、平昌でのパシュートメンバー・佐藤綾乃…といったメダリストの名前は誰もがご存知だろうと思いますが、その3人のメダリストを育てたすご~い方なのです。新任教師の時からの教師としての信条や選手の実力向上と本人の先の先まで考えた厳しい中にも愛あふれる指導法に、納得のゆくお話でした。高崎健康福祉大学スケート部が創部8年目にしてオリンピックを狙える選手がなぜ育成されているのか、今後も要注目です。


今年3月まで県立高等学校の校長先生でした。教育の道一筋ですが、もっと長い一筋は「剣道」!剣道で自ら技を磨きつつ、剣道の心を追求し多くの子供たちを導いて来られました。低迷の高校剣道部をインターハイまで出場させたり、自らも剣道教士7段にまで昇格されています。女性では7段は現段階では最高位だそうです。剣道がなぜオリンピック種目にならないのか、にもかかわらず近年外国人が剣道の精神に魅せられて剣道人口が増加し各国に広がっている事実は何故なのか…剣道の歴史と共に剣道について詳しくお話し下さいました。剣道と関わったことのない人にとっても、お弟子さんを前に立たせて竹刀の実演も含めた内容でとてもわかりやすいお話でした。そして、昨今の教育の現場にこの剣道の精神性がとても必要となっていることも話され、先生は退職後Takasaki総合カレッジ「龍星塾」を立ち上げ活動をされているとのことです。皆、身の引き締まる思いを持ちながら真剣に聞き入っていましたが、先生はピンクのジャケットがとてもよくお似合いの爽やかな女剣士・中曽根径子先生でした。

ドキュメンタリー映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」(龍村仁監督)をご存知でしょうか。平成の初め頃(1990年代)に一般公開されたものの入場者数が振るわずお蔵入りされたにも関わらず、自主上映という形で徐々に全国に根強いファンに広まっていった映画です。

「地球(ガイア)の声が聴こえますか。」という榎木孝明さんのナレーションで始まる映画。龍村監督は、最初は制作を予定していなかった「第二番」「第三番」「第四番」……と、創り続けて「第八番」まで完成していました。そして、ついに「第九番」を撮影中だそうです!しかも、その出演者のお1人が世界的指揮者・小林研一郎さん。ベートーヴェン交響曲第九番の演奏会を撮影されるのだとか…ここまでの情報だけでも思わず「すごい!」と感動してしまいました。

何故なら、実はこの群馬市民大学講座では2000年度(平成12年)にミレニアム特別企画として最初の映画を自主上映したことがあり、その2年後に龍村監督を講師として招聘し、その年には「第四番」をの上映会をしたことがあるからです。単にそれだけではないのですが、ドキュメンタリー映画なのに何故こんなにも感動できる映画なのだろうかと思います。ひとつひとつの映画に、国や人種を越えた「地球・人類」としてのコンセプトを打ち出しているからかもしれません。ご覧になっていない方はぜひ一度ご覧ください。