こんにちは。行政書士もできる往年の映画ファンgonzalezです。
訪問ありがとうございます。
冬に片足突っ込んだ今日この頃。ウィスキーが旨く感じられる季節です。
いや、夏は夏でソーダ割りなんかが旨いんですが、タンブラーではなくショットグラスやロックグラスですするように飲む。すなはち、シッピング・ウィスキーというような少々上等なヤツをじっくり味わう夜長かな。
でも、個人的には甘党なのでこんなリキュールで暖を取るのも良しとします。
『ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリーム』 700ml 17度
ウィスキーの故郷、酪農が盛んな農業国アイルランドの生まれ。アイリッシュ・ウィスキーとクリームの幸福な出会いです。
1974年に発売されると10年後にはリキュールで世界一の売上げを記録する銘柄となり大成功をおさめました。
開発には3~4年の歳月を掛けたそうですが、わけても製品中の成分分離の問題を解決するのに時間を費やしたようです。これが問題となっていてクリーム・リキュールを造れなかったとのこと。なので、後続の類似品が登場するまでに4年もかかりました。
さて、原料は、本物のクリーム、アイリッシュ・ウィスキー、糖分など。チョコレートやバニラの香り豊か。
リキュールだけに飲み方は色々ありますが、甘くて口当たりがよろしいので、ストレートでぐびっとあおるも好し。舐めるようにすするのも好し。あるひは、オン・ザ・ロックで味わうも好し。
寒い夜には温めた牛乳に好きなだけ入れて飲むのも男女ともに楽しめます。
アイリッシュ・コーヒーの変形版としてコーヒーに入れてもいいですね。
やはり冬季はホット系の飲料にするのがおすすめです。
近所のスーパーやコンビニエンスストアでも見かけるので入手は容易。小瓶もあるので、それを試してみるのも可。
さて、製品中に含まれるアイリッシュ・ウィスキー。スコッチやバーボンと異なり3回蒸留します。それゆえ、クリーンな風味が際立ちます。
*高級品銘柄ジェムソン* *パディ*
*タラモアデュー、右は同製品のレトロなストーン・フラゴン*
ちなみに、ブレンデッド・スコッチはブレンディングの妙で素晴らしい世界を開示します。しかしバーボンは倉庫内の樽同士をヴァッティングして味の統一を図ります。
アイリッシュもブレンディングというよりはヴァッティングを施しています。
そんなこんなで、アイリッシュ・ウィスキーはスコッチやバーボンのようなクセが見当たらないクリーンな酒ゆへに、ベイリーズに含まれていても余計な自己主張はしてきません。
なので、ウィスキーが含まれているとは気付かないくらいです。このリキュールは女性でもハードルの低いアルコール飲料ですね。
最後に一言述べさせてもらえるなら、ベイリーズは脂肪分とエキス分が高いので、あれこれ気にする方は深夜や就寝前にはグラスを重ねるのは要注意と言えそうです。
ま、自己責任ということで。
銘酒探訪~リキュール編
●カンパリ