冬の間に行ってみようと思ったら冬季は休業だった、紀州鉄道軽井沢ホテル。

4月から営業再開していたので、隠れ家近所友人と初訪問してみる。

 

行く前に電話して確認すると、日帰り温泉については朝は営業しておらず、午後3時から8時くらいまで、土曜は宿泊客が多いので基本日帰り入浴はお断りしているとのこと。

 

歩いて行けば7,8分なのだが車で出かける。ぐるっと回って到着。

正面左に入るとフロント、そこで600円(安くて助かる!)を支払い2Fの温泉へ。とても施設がキレイだ。

 

湯舟自体は広くない。宿泊客が多いときは日帰り入浴を受け付けないわけだ。窓からは中庭と、10系A寝台車3両が眺められる。寝台車を眺めて入れる温泉は全国広しともここだけではないだろうか。15時半で先客3名。平日はさすがに空いていた。自分が今の隠れ家に移転するのを決めたのは、この10系A寝台3両が近所にあることも理由の1つだった。

 

風呂を出て1Fロビーに行くとチロチロと薪ストーブが燃えている。その先にはやはり寝台車。オロネ10。我々が生まれたころに活躍していた車両だ。今は痛々しいほど劣化が進行し、窓も住宅用のアルミサッシに取り換えられてしまっているが、いつかキレイに塗装しなおしてほしいと願うのは私だけではなかろう。

 

ゆったりした音楽が流れ、犬を連れたご婦人も横でゆっくりしていた。

歩いて来れるところに温泉があるのは非常に助かる。今後も利用させてもらおうと思う。