IHクッキングヒーターなるものを使ったことがなかった。

 

何やら維持費がカセットガスの半分というので、物は試し、と1つメルカリで中古を2kでゲットしてみた。

早速隠れ家に持ち込んで使ってみた。

 

驚いたのは、あっという間にお湯が沸くこと。

あとアルミの鍋が使えないこと。これは常識らしい。

フライパンも、底が平らでないものは使えなかった。逆に中華鍋はIH対応で底が平らだったせいか、使えた。

意外と使えない鍋は少なかった。ぎざぎざのグリルパンもOK。

入手したヒーターは大きかった。カセットガスコンロと同じだけ面積を取るが、縦長。周りを整理してすっきりさせる。

 

朝、まずは使ってみるか、と目玉焼きを作ることにした。火力が微弱 弱 中 大 と調整できるので弱で作ってみたのだが、火力が強すぎてあっというまに焦げだした。すると煙が上がって、薄く室内に充満し始めたところ、突然

 

「ピー!ピー!火事です!火事です!」
 

なんとしゃべったことのない火災報知器が騒ぎ出した>< あわててIHを止め、脚立を持ってきて天井近くに置いてある報知器を止めた。あーびっくりした。火災報知器がちゃんと機能することは分かった。。

 

こいつは強力な分、扱いに慣れが必要だと分かる。

 

夕方に、チャーシューを作ってみた。豚の塊肉を電気圧力鍋に入れる前に表面を焼くのだが、火力が充分なので焦げ目も早く付いた。これは具合がいい。

 

その後、パーコー麺に載せるパーコーを作ってみた。これも火力が強く、なかなか便利。

 

最後に、アヒージョを作れるかな、と調べると、鋳鉄のスキレットはOK、とあったので作ってみる。

これはIHに向いていた。時間も10分などセットしたら一定火力で熱したあとちゃんと止まるのが便利だ。

 

停電もあるだろうから、カセットガスコンロはしまっておこう。IHヒーターはしばらく慣れるまで慎重に使ってみることにする。