設置編1の続き。

 

室内側の煙突は、イチカワ製の直筒3本、半直筒1本、T字2つ、吐き出し口1つをまずは買い込み、眼鏡石までの煙突は確保した。

 

眼鏡石から先、屋根の横から上に出すところまでを調達せねばならない。

コメリのサイトで、今度はホクアイというメーカーの煙突を発見。少し安いので、足りない煙突はこっちでいいやと注文していた。

数日後、軽井沢のケイヨーD2で、このホクアイ製煙突を見つけたので、買い足そうかなと手に取った。そこではたと気が付いた。

 

「最初に買ったイチカワは、煙突の先側の接続部分10cmほどが細くなっていて、上から差す煙突の太さは106mmだった」

「このホクアイは、煙突の太さは106mmなのだろうが、先の接続部分10cmほどが太くなっている???」

 

つまり接続方法が違うのだ。イチカワは106mmより細い接続場所に106mmを差し込む。ホクアイは、106mmより太い接続場所に106mmを差し込む。メーカーが違うと繋がらない可能性が高い、とどこかで読んだことを思い出した。

 

急いでコメリはキャンセル。まだ到着の3日前だから大丈夫だろう。あぶないところだった

 

しかし、ホクアイにしかない、45度以下に自由に角度が付けられるジョイントは魅力だ。これがないと、煙突の水平引きが1.5m以上になってしまう。

 

熟考の結果、ホクアイの自在角度ジョイントは改めて2つ注文することにした。加えてホクアイ仕様の106mm煙突も4本注文。最悪切れ目を入れればイチカワとの接続ができることも、ネットの事例で確認してあるからなんとかなろう。

 

後日、コメリ.comから注文の品が嬬恋コメリに届いたとメールが入るので取りに行った。

 

煙突の水平引きは最高でも1.5mまで、とあったので、外の配管は少しでも斜めにしたいと、自在角度ジョイントで傾斜をつける。要は、温まった空気が上に上がっていく、というのが煙突の基本らしいので、それを忠実に守ればよいのだ。本当に少しの傾斜だが、ないよりましだろう。下の写真の眼鏡石から先、直角の前までがホクアイ製。直角とてっぺんのT字はイチカワ製、その間だけホクアイ製。ちなみにイチカワ製106mm煙突は、ホクアイ製106mm煙突よりわずかに太く、ジョイント部分ではないのに前者に後者を差し込むことができたので、それを利用してイチカワ製106mmの余りを、傾斜をつけたホクアイ製煙突とホクアイ製自在ジョイントの接続に利用した。

 

 

これでとりあえず煙を室外に送る仕組みは完成。