2年前に買い込んでしばらく触ってなかったアコースティックギター。

 

またやる気が戻ってきて、教則本を元に基礎練習など自己流で始めた。先日家で楽器を取り出して練習していたら、家人もちょっと貸せという。どうやら昔若いころに高い楽器を買い込んで挫折したことがあるらしい。

 

横浜にある楽器は先日メルカリで買って館林で隠れ家の帰りに受け取った、yamahaの安い中古なので、まぁ失敗してもいいかな位のシロモノ。ただし中古で買われたものをまた買ったためか調整してあるようで、弦高(指板と弦の間の高さ)が低く、初心者には弦が押さえやすいので有難い。

 

ところで楽器なのでピッチ(音程)というものがある。チューナーというものを使って、音程を正しく修正してから楽器を使う。

A(ラの音)=440Hz というのが、アコギの世界では常識。しかし自分たちはオーケストラをやっていて、そちらの世界ではチューニングはA=442Hzが常識。440Hzでギターをチューニングすると、どうしても低く聞こえてしまい、とても気持ちが悪い。440Hzに慣れてしまうと、オーケストラの場でもぶら下がった音程が気にならなくなってしまうようで怖い。

 

そんなわけで、自分のアコギはA=442Hzでチューニングすることにした。442Hzでチューニングできるクリップチューナーも新たに買い込んだ。(中古ギターのおまけでもらったチューナーは440Hzでしかチューニングできなかった)

 

 

まぁどうせ一人でしか弾かないし、他人の前で演奏する機会もないだろうから、これでよかろう。間違って10年経って他人と合奏する機会が出来たらその時に応じてチューニングを変えればよい。

 

安いギターが2本になって、山にも置いてあることになったので、ギタースタンドも買い込んだ。スタンドと言っても床に置くと山も横浜も狭い家で場所を取る(苦笑)ので、壁に掛ける手段はないかと調べたらネックで縦にぶら下げるタイプを発見。インテリアぽくてよいかな。4個入のものを買い込む。山に2つ、実家に1つ、自宅に1つでちょうどよい。なんと1個200円ちょい。楽器も高くないし口コミでは実用上問題ないようだ。

 

 

実家の自室の壁に付けてみた。問題なし。


 

さて初心者の壁と言われる、Fのコードを押さえるのは本当に難しい。最初から出来る人はいないのだろう。まずは指の体力をつけなければいけない。演奏してみたい曲のコードを弾いてみる間に、基礎練習と言われる地味な練習をちまちま始めている。基礎練習というと、高校の頃毎日のように、部室で通常の2倍太い撥で木の板をメトロノームにぴったり合わせて叩いていたのを思い出す。楽していい結果は出ない。修行のようなものだな。明日はきっと前進していると信じて頑張ろう。