130124> 大演説

普段から、語りだすと止まらない私だが、

半年程前から
『是非講演して下さい！！！』と主催者の方から
熱烈なラブコールを受け、

先週、日本宝石協会主催のシンポジウムの前半の部分で
30分間講演させて頂いた

講演依頼の際に
「ROKOさんのバックボーンである
研究者という視点も含めた切り口でお話を聞きたい」
と言われたので、

お題は、、、
『光の美を解析する』
に決定

なぜこのお題にしたのかというと、、、

ジュエリーデザイナー含め宝石関係者は
どうしても石・デザイン・技術にばかり注目しがちで、

もう一つの観点である
光の側面から宝石を見る人が、ほんとに少ないな～
と普段から感じていた私。

それで、私はもともと
光について研究者として働いていたし
その辺りの専門的な内容も含めて、

コンセプトは、
「ROKO流～光を味方に！」でお話しようと、
このお題『光の美を解析する』を思い付いた。

そして当日

『光』は学問でいうと、広範囲。
光学、物理学、量子力学、、、、

いかに、分かりやすく、理解しやすく簡潔にまとめるかがポイント！！！

そして、会社員時代に研究課題だった内容も織り交ぜて、

聴講者の方々と意識を共有化して説明

最後に、デザイナー・製作者ROKOとしての立場から
光を味方にするジュエリーについて
アツくお話しさせてもらった。

（そのせいで質疑応答の時間が殆ど取れなくてスミマセン。。。）

今回の講演に集まった方々は、勉強会の名の下、向上心のあるジュエラーの方ばかり。
宝飾業界の底上げに
一石を投じるつもりで、大演説をさせて頂いた。

当日までの準備発表資料を
他のお仕事と平行し、ボチボチと作成しながら、
研究者の時に行った応用物理学会での発表準備の思い出が蘇る。

会社員時代も色々あったなぁー