昨日と一昨日、2日に渡って、自分のお店を閉めた後に、
有名旅館に出稼ぎに行った。
仕事的にはハードだが、対面販売で、お客様の喜んで頂く顔を見ると元気になる。
特に、観光地では、基本的にお客さんは、楽しむ為に旅行をし、旅の思い出となる時間を大切にされる。
見ていても、皆さんユックリと寛ぎ、笑顔が絶えない。
そんななか、私は如何に良い品を、旅の思い出となる記念すべき品としてご購入頂けるか演出に四苦八苦。
旅好きな自分でも経験済みだが、楽しい思い出は、記憶やアイテムに詰まる。
昨日感動したのは、前日に、幼い小学生(三年生くらい?)の女の子が、やって来て、
「これは何ですか?」と色々質問してくれた。
最後には、意思が通じ、「明日も居てますか?明日買いに来たいです。」と言って去って行った。
そして、昨日の当日、女の子は、待ちわびてくれていたのか、
私が開店準備が終わるや否や、現れて、可愛い小さなハンドバックから、これまた可愛い財布を取出し、
「天然石のブレスレットが欲しいです」と言った。
私は彼女の予算も知らなかったし、後で親御さんが来られるのかと思っていたので、
普通に、「○千円です」と言うと、
急に元気を無くして、「あ、ムリだぁ。」と呟いた。
慌てて、状況を察知した私は、「石単体は1つから買えるよ」とアドバイスし、
女の子は、「じゃあ、一番安いのはどれですか?」と聞かれたので、
「石は色んな種類があります。今のお悩みは何ですか?」と聞くと、
「この前、お友達とケンカしちゃって。。」と、涙が出る程可愛い返答だったので、
対人関係に効果のある「めのう」という石を勧め、
序でに、一粒だけのブレスレットを格安で作ってあげた。
女の子は、とても喜んでくれて、私が最後に「キツくないですか?大丈夫?」と聞くと、
大事そうに、はめているブレスレットを持ちながら「大丈夫です」と答えてくれた。
もう、可愛過ぎて家に連れて帰って飾りたくなったが、最後に、遠くから様子を見ていたのか、お母さんが登場して、お礼を言って頂いた。
いやぁー、最近、親の気を引こうとウソ泣きをする子供ばかり目にする機会が多くて、辟易していたので、
久しぶりに、「あの子は将来、絶対凄い子になるわぁ」と感じる子供を見て感動した。
子供の性格って、完全に「家庭環境が左右する」と私は思うので、
和気あいあいな家族像を見ると、こちらまで幸せな気分になる。
家族って素晴らしい
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