例えば、花屋さんが繁盛していれば、景気が良い。花をあげたり貰ったりする行為は、イベントが多かったり、生活に余裕があるから。
他、タクシーが繁盛していると景気が良い証拠。バブルの時なんかは、手を挙げてもなかなか止まってくれない状態だった。今は皆、バスや電車を利用する。
ビルのテナント募集の看板の多さでも分かる。入居する人が居ない、つまり借りるほど企業が存在しない、という事となる。
そして、何と言っても一番分かり易いのは、広告の数の多さが、景気の悪さを測る手段となる。
昔、３年程まえに、ニューヨークに遊びに行った時に、
不景気で広告が少なくなった、と雑誌で読んだので、実際に見ると、本当に少なかった。
あのタイムズスクエアでさえ、有名なメーカー広告（コカ・コーラだったかな？）が不景気で広告を取り止めた、という年だった。
チラシの発行部数も同様に、景気状態が分かるが、
今日、衝撃な事が発覚した。
いつも私は大阪では、自転車
や地下鉄を愛用するのだが、その地下鉄の電車で好きな事が、車内の吊り広告を読む事。
今の政治の話題も分かるし、女性雑誌の見出しで流行りも分かる。普段では興味の無い事にも目が向く。
その広告が、今朝地下鉄に乗ると、ゴッソリ消えていた。
まだ辛うじて中央の広告は埋まっていたが、壁面部分の七枚は貼れるであろう場所に、一枚だけ貼ってあった。
企業が不景気の中、経費削減するとすれば、
無駄なモノから削る。
普段の事で無駄な出費を抑える工夫をし、
無駄な人件費を削減し、
最後は、運営を維持する為に広告費を削る。
広告費を削ると、お客の足が遠退くので、企業に取っては良く無いが、
本体を維持する為には仕方が無いという危機レベル。
つまり、広告費を削るという事は、企業の存続が相当危機的状況だという事だ。
人の会社の内部事情なんて関係な～い、と思いがちだが、
企業が消えると言う事は、法人税が徴収出来ず、国の財政が安定出来ず、不景気が加速する。
何より、法人からの税収が無いと言う事は、一般の市民に何かの形で税収を迫られる、と言う事になる。
その上、もしその企業が破産宣告をした日にゃ、更に私達の血税から資金を出す事になる。
兎に角、自分達が快適で楽しい生活を営む為には、
色んなお店が繁盛して税金を納めて、一般市民からの税金負担を軽減し、
あらゆる面で助け合って、景気が良くならないと、負のサイクルに陥って抜け出せなくなってしまう
先ずは、自分達の周りで、｢助け合い｣でも｢色んな工夫｣でも、身近で出来る事から始めよう
震災地への支援情報:
日本赤十字社↓
http://www.jrc.or.jp/index.html
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