連日している震災の報道を見ていると、本当に、もどかしい。
今日たまたま見たものでは、
福島原発周辺であり、津波で壊滅状態にある、「南相馬市」の市長さんがテレビに電話出演し、避難状況の悲惨さを訴えておられたのだが、
これだけ色々支援物資が各地に届けられつつあるのに、
南相馬市には、全く何も音沙汰が無くて、飢餓に陥る寸前だそうだ。
周辺住民の方々から辛うじて援助はして貰うものの、
原発事故の一番の被害地域にも関わらず、政府からの連絡が一切無く、ライフラインも全く復旧せず、
支援物資を届けるトラックも、「屋内避難エリア」という背景から、被爆を恐れて運搬しないそうだ。
それなので、市の職員が軽トラック等を使い、待機している離れた場所まで何往復もして物資を取りに行く状態らしい。
しかも、市職員や人手も全く足りてない状態で、皆、不眠不休で動いているらしい。
しかも、市長さん曰く、直ぐ隣町では、支援物資も届き、ライフラインも通っている、と言う。
原発の惨劇の、きっかけは地震だったにせよ、
その後の避難勧告や支援物資や二次災害発生の処理は、完全に国の対応の迅速さ関わる。
国はベストを尽くしている(?)とは思うが、
テレビの報道番組に市長さんが「助けて下さい」と訴えている、ってどうなの?!と憤りを覚える。本来は、対応出来る政府の窓口に訴えるべき事なのに。
それくらい、現地では、政府の顔が見えない上に、連絡も取れない状態らしい。
特に原発の責任所在が現在も不明確で、
原発の周辺住民や、農家や酪農家の出荷出来ない商品や、今後についての補償問題が山積している。
そんな中、東京電力は、国内の各メガバンクから1兆5千億円の融資を受ける事が決定したが、どう使われるのだろう。
今回の震災で街が元の様に戻るには、25~28兆円かかると言われ、
原発で汚染された土地や水中の放射能が消えるのは、少なくとも30年後と言われている。
恐ろしい年月と金額!
それに加えて、原子力関連の政府内の仕組みが、それはそれは複数で複雑な体制らしく、
メディアに出ている「原子力保安院」という所は、知識も無ければ、全く現場の人間でも無いのに、記者の質問に答えている。
そうやって、複雑にして天下りなんかが私腹を肥やし、いざ問題が起きると責任を不明確にして市民が被害を被るという、最低最悪な構図なんだろうな、と思う。
原発の給水活動を終えた消防士隊長の涙の会見を見た時には、号泣してしまった。
ちゃんとした体制や仕組みの政府なら、迅速で犠牲の少ない災害で済む筈なのに!と思うと、
益々、今後の政治を私達がしっかり見張り、作らなくては、と思う。
震災地への支援情報:
日本赤十字社↓
http://www.jrc.or.jp/index.html
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