110218> ああ、素晴らしき…真珠5 | "G jewel by ROKO" のROKOブログ

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皆さん、この写真、どちらが本物の真珠だと思いますか?

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答えは、、、左の真珠です。

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一見、遠くから見ると、ましてや、個別に見ると、どちらも真珠に見えます。


左は、志摩の真珠のピアス、右は、プラスチックで出来た押しピン。


過去に貝製品は、多種多様に色々あった。


洋服のボタンから、工芸品から、宝飾に至るまで。


周りを海に囲まれた日本では、貝は、あらゆる生活に密着してきた。


しかし、プラスチックの台頭により、貝産業は衰退していった。


現在でも、気軽に着ける事の出来る、イミテーションのプラスチックの真珠は、若い人達のファッションアイテムとなっている。


それと、中国の真珠養殖技術の向上により、安い賃金による、真珠の低価格化と需要が進んでいる。


これらの、多くの要因により、現在、日本の代表すべき宝飾の「あこや真珠」は、危機的状況に立っている。


ここ、三重県志摩市は、ミキモト真珠が、世界で初めて真珠の養殖化に成功し、


真珠に適したリアス式海岸のである「英虞湾(あごわん)」がある場所。


かつては、真珠産業で栄えた町も、バブルの影響や、海水汚染の影響で、養殖業者さんが次々に廃業に追い込まれ、


現在もなお、地域毎に数はドンドン減って、衰退の途をたどっている。


日本には、四季があるお陰で、南洋真珠などには無い、独特の「テリ」「ツヤ」を持つ、あこや真珠。


今、この状況を何とかしなければ、日本の伝統ある真珠は、幻の宝飾となってしまう。


私に何が出来るだろう。。


先ずは、真珠を用いた商品を次々に発表していこう。。


シリーズ↓
100923> ああ、素晴らしき…真珠
100924> ああ、素晴らしき…真珠2
101010> ああ、素晴らしき…真珠3 &「うがたファミリープラザ」
101106> ああ、素晴らしき…真珠4


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