昨日ニュースで見ると、宮崎の新燃岳の降灰被害が酷い状態らしい。
宮崎県では、この事件の直前には鳥インフルエンザで被害があり、
その前は牛・豚の口蹄疫問題で被害を被っているし、大変だ。
宮崎は気候も温暖で、農作物では日本を代表するブランド物が多いだけに、
国内自給率を高めるためにも、頑張ってほしい。
ニュースのインタビューでは、キャベツの出荷を控えた農業の従事者が、
「こんなに灰をかぶってしもて、商品にならず、売れないかもしれない」と嘆いておられた。
そんなの各家庭で洗うから!!と消費者は思うのだが、
見た目にこだわるスーパーなどの卸では、買い取らないんだろうなぁ。。。きっと。
灰は、アルカリ性なので野菜のアク(酸性)を取り除いてくれる優れもの。決して毒ではない。
一般調理では、メニューによっては「重曹」(弱アルカリ性)を使ってアク抜きなどが行われる。
それだけに、一年間丹念に育てられてきた野菜を、火山灰の理由で捨ててしまうのはもったいない。
ここは、政府が安全性を保証して出荷するように働きかけてほしい。
昨今の農業従事者が少なくなってきてる理由に、
自然災害で利益が保証されない事が大きな原因の一つ。
いつしか、台風がいくつも日本を縦断したときも、青森のリンゴ農家の方々が「今年は全滅だ。」と言って、収穫直前に木から落ちてしまった売り物にならないリンゴを1つ1つ拾い上げておられた。
頑張ったのに、報われないことほど悲しいものは無い。
以前、プロテニスプレーヤーの伊達公子さんのテレビ特集でも伊達さんはおっしゃっていた。
彼女は不妊治療を何年も行って、辛い治療も毎日行ったのに結果が出なかった。
勝っても負けても試合は結果が出るし、自己反省をして次に臨める。
しかし、原因も分からず、進行状態も分からず、タダ闇雲に治療をしていても「忍耐」しか残らない、とおっしゃっていた。
どちらの事例も自然現象の事だが、農業は国の政策次第で農家の方々を救う事ができる。
宮崎県の名物のマンゴーだって、東国原元知事のおかげで全国に名を轟かせる事が出来たし。
私達に出来ることは、「灰が被った野菜でも構わない!」と消費者の声を上げることだと思う
特集記事↓
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110128-OYS1T00349.htm
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