読書の秋♪ | garden studio いろ葉のブログ

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兵庫県三田市にある造園・土木・エクステリアの設計&施工
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こんにちは(^-^)/

garden studio いろ葉  CADオペレーターの長谷です。



読書の秋です。

哲学者の中島義道先生の本を紹介します。

実は・・・、私は先生の事をまだ知ったばかりで読んでいないので、ダメダメですが・・・ネット検索してみた内容も含めて紹介しますね。


先日、真夜中に・・・、

林先生の痛快!生きざま大辞典」という番組をたまたま見ました。

どうも、この番組は関東地方で夏ごろに放送されたみたいで、(関東地方では月2回程の番組らしい)

この番組で取り上げたきっかけで、たっくさんの人が中島義道先生の著書を手に取ったみたいです。


なんていうか・・・世間の常識ってものに、なーんとなく 『違和感』 みたいなものを感じている人(私)にとって、とても感銘を受けるのでは?と思える本。


私は林修先生の発言や物言いに かなり好感をもっていて・・・、それは何故かというと・・・、

以前、専門家のレクチャーを林先生が受けるっていう内容のテレビ番組をみたのだけれど、(今もあるかも・・・) その時の先生の的確な質問が気持ちよかった!

よくあるレクチャー番組で、スタジオにいる人々のバッカみたいな(当たり前だろうっていう内容に対しても) 「へぇ~」 という声がとてもうっとうしかったのですが、専門家の先生にソコ聞いてもらいたいって思う突っ込んだ質問を林先生がされていて、深く頷いたものです。


はなしが逸れました・・・

そんな私のお気に入りの林先生が中島義道さんの事が大好きで、本もすべて読んでいるという・・・。


ちなみに、中島義道さんは自分の事を好きだという人が嫌いらしいのですが、林先生は「僕は人から嫌われる事を何とも思わないので、堂々と中島義道さんを好きだと言います」 と言っていて、おもしろかった・・・いい感じ・・・。にひひ


番組で取り上げられた本は、“中島義道さん入門編” という感じの本で・・・タイトルは・・・、

私の嫌いな10の人びと」 と 「私の嫌いな10の言葉」 でした。


内容が ある男性のブログで紹介されていたので、そこから引用します。




 

 近年になくインパクトの強い内容に、ありきたりな言葉しか浮かんでこない、自分のボキャブラリーのなさが恥ずかしい限りですが、人によっては毒にも薬にもなる 奥の深い本だと思います。 事例を交えながら、平易な文体で書かれているため、誰でもすぐに読み切れると思います。


 以下に、エッセンスとなる箇所をご紹介いたします。

 

1.笑顔の絶えない人

 笑顔の絶えない顔は、ひとえに努力の賜物なのです。笑うべきだから、それと知って笑おうとしているから、笑っている。しかも、そこに無理があってはならない。(中略)

 この国では、個人のむき出しの感情を嫌う。とくに、悲しいときに涙を流すこと、暗い気持ちのときに暗い顔をすることを禁じる。自分のマイナスの感情をそのまま表現することは、失礼なのであり、社会的に未成熟なのです。

2.常に感謝の気持ちを忘れない人

 私が嫌いなのは、感謝の気持ちを忘れない人というよりむしろ、折に触れて「感謝の気持ちを忘れるなよ!」と高飛車に、あるいはしみじみとお説教する人なのかも知れません。

3.みんなの喜ぶ顔が見たい人

 彼らは自分の望みがとても謙虚なものと思っている、という根本的錯覚に陥っておりながら、それに気づいていないからです。「みんなの喜ぶ顔が見たい」とは、なんと尊大な願望でしょうか!その願望は、結局は自分のまわりの環境を自分に好ましいように整えたいからであって、エゴイズムなのです。

4.いつも前向きに生きている人

 「いつも前向きに生きている人」は、自分だけそっとその信念に従って生きてくれれば害は少ないのですが、おうおうにしてこの信念を周囲の者たちに「布教」しようとする。「いつも前向きに生きている人」は、とにかく「後ろ向きに生きている人」が嫌いなのです。

 こういう人は、「後ろ向きに生きている人」が目障りでしかたがない。(中略)後ろ向きに生きている人を見つけるや否や、全身で「布教」しようとする。(中略)

 日本国中の会社は「いつも前向きに生きている人」を望むようです。

5.自分の仕事に「誇り」を持っている人

 正確に言うと、私は自分の仕事に、普通程度に誇りを持っている人が嫌いなのではなく、自分の仕事にセンチメンタルな生きがいと愛着をもっている人、しかもそれに何の自己反省も加えていない人に、漠然とした違和感プラス反感を覚えるのです。だから、「誇り」と括弧に入れたわけです。

6.「けじめ」を大切にする人

 けじめを大切にする人は、いたるところにはびこっています。そのすべてが、極度に常識的な人、みんなが怒るところで怒り、みんなが笑うところで笑い、みんなが悲しむところで悲しむ人です。

 しかも、困ってしまうことに、けじめを大切にする人は、「けじめ」という言葉の意味を追求しない。ここだけは、けじめを大切にしないのです。

7.喧嘩が起こるとすぐ止めようとする人

 私はこういう人にこれまでの人生において何十人か出会ったことがありますが、彼らのほとんどは家庭環境を含め人生において喧嘩を避けつづけ、それがある程度うまく行ってきた人です。

 人間関係における彼らの第一原理は「対立がないこと」であり、これを成就することが最大の関心事なのです。

8.物事をはっきり言わない人

 言葉にはっきり出して語ることは、見苦しいこと、野蛮なこと、無礼なこと、恥じたないことなのです。さらに、独特の倫理観もぴったり寄り添っている。はっきり言った者が責任を取らねばならない。みんなこの厳粛なルールを知っていますので、「あれ」が何か知りながら言わない。どちらとも取れる言い方、つまり「あれ」とか「例のもの」とか言って、その場を切り抜けようとする。

9.「おれ、バカだから」と言う人

 「おれ、バカだから」と言う人って、実は本当にバカなのです。バカであることはその言動のすべてから明らかであるのに、話がややこしくなるとすぐこう言う。そして、窮地を逃れようとする。

 私は自分のことを「偉い」と思っている人はみんな嫌いだからです。前にも見ましたが、学者や技術者や作家や芸術家など一芸に秀でた者、あるいは官僚や大企業の重役や大学教授や医者や弁護士や公認会計士など、社会的ステイタスが高いとされる職業に就いている人のほとんどは、こう思っています。

 そう思わないように日々からだからその臭みを消していく努力をしなければならないはずなのに、そういう訓練を自分に課している人はほんの一握りであって、みんなごく素朴にいばる。

10.「わが人生に悔いはない」と思っている人

 彼女は、心底「わが人生に悔いはない」と信じており、健康にも恵まれ、夫にも子供たちにも恵まれ、あとは、みんなの迷惑にならないようにぽっくり死ぬことができたら、と真剣に考えている。そこには、無理も技巧も何もない。人生、もうそんなに生きていたくないし、「お父さん」と一緒にお墓に入れればそれでいい。自分が死んだあと、家族そろってお彼岸にでもお墓参りに来てくれれば、言うことはない。

 こういう「普通教」の信者とも言うべき筋金入りの「いい人」が、私にとっていちばん苦手。とはいえ、こういう人は、イスラム原理主義者と同様、私とは異世界の住民ですから、そう信じて、ただ私としては、厭だ、厭だ、嫌いだ、嫌いだ、と言いつづけるほかありません。 




もう一つの本の内容は、ある女性のブログから引用します・・・。

 




私の嫌いな10の言葉では「相手の気持ちを考えろよ!」「もっと素直になれよ!」「自分の好きなことがかならず何かあるはずだ!」などがあり、中島義道さんワールドが炸裂している。

 

同調圧力を嫌い、集団を嫌い、世間というマジョリティの中に生きづらさを感じている人にとっては、中島義道さんの著書に大きな魅力を感じるのではないかと思う。

 

ちなみに中島さんは哲学者であり数多くの本を出版しているが、その中でも「私の嫌いな10の人びと」などは入門編であり、それらを読んで「分かる分かる」と言っている人の事が大嫌いなのだそうだ。

 

私も、もれなく嫌われた(笑)

 


ね!なかなか興味深い内容でしょ?


番組では、林修先生が中島義道さんのことを、ご自分が感じ取られた解説をされていて、その言葉選びもとても愛情あふれていて、とてもよかったです。 ぜひ番組の動画も検索してみてください。 短い時間だけど、中島先生の世の中や言葉に対峙する真摯な姿勢がビンビン伝わってくる内容です。


是非ともじっくり読んでみたいので、今度 中島義道さんの本を探しに行ってみようと思います。



ニコニコ

では、外構工事、仕事ネタを・・・

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