[機動戦士ガンダムUC RE:0096] 第14話 死闘、二機のユニコーン | ガンダム語りたい ガンダム視聴記録

ガンダム語りたい ガンダム視聴記録

オジサンが思い出いっぱいにGを語っていきたい
ガンダム情報も展開していきたい

今回はアクション回ですな

 

とうとう2機のユニコーンが激突する!

 

地上編もクライマックスモードである

 

 バナージとオードリー、ジンネマンとマリーダは再会する事ができるのか

 

第14話 前半

 

輸送されるユニコーン

 

ラーカイラムからベースジャバーで輸送されていくユニコーン

 

目標は上空のガルダ

 

そこにはマーサ、そしてオードリーことミネバ・ザビがいる

 

連行する黒いユニコーンはバンシィ

 

プル・トゥエルブことマリーダさんが搭乗している

 

プルとはΖΖにいたニュータイプ(強化人間?)で、マリーダさんはそのクローン

 

アクシズとの戦いの後、生き延びたプル・トゥエルブはジンネマンに救われマリーダと名前を与えれれる

 

だが捕らわれたマリーダさんは「再調整」を受け冷徹な強化人間に戻ってしまったのだ

 

 

再調整を行い、現在はアルベルト・ビストの管理下にある

 

このアルベルト、マリーダさんにホの字と言いますか、何か想いが強く何かと気に掛けるが、戦闘マシーンのマリーダは実にそっけない

 

 

ミネバ救出作戦

 

大型輸送機であるガルダが確認できた頃、雲の中からガランシェールが現れる

 

艦内からは2機のギラ・ズールが出てきて既に戦闘態勢である

 

対するガルダからはアンクシャが出撃

 

 

アンクシャというのはΖ時代に開発されたアッシマーの後継機

 

大気圏内で使用される前提で開発された可変モビルスーツだ

 

アッシマーのパイロットは「ブラン・ブルダーク」が有名か

 

劇場版ΖガンダムⅠで随分な活躍を見せた

 

輸送機の警護にはこういったベースジャバーが必要ない可変モビルスーツが適任である

 

だがあんまり活躍はしていない感じに見えるが(苦笑

 

 

ガルダに取りつこうと接近するガランシェールに遠方から狙いを定めるバンシィ

 

だが一瞬ジンネマンのイメージが浮かび行動が阻害されるマリーダ、頭痛に悩まされる

 

「マリーダさんとキャプテンを戦わせる訳にはいかない」

 

バナージの思考がマリーダにも届く

 

フルサイコフレーム同士の機体だ、思考が飛びやすいのかもしれない

 

バナージがユニコーンを操り、拘束するバンシィを振り払い空中に飛ぶ

 

空中を舞うユニコーン、丁度真下を飛んでいたジェスタの頭部を蹴り、まんまとベースジャバーを奪う(笑

 

バンシィがユニコーンを狙いライフルを撃つも、それを巧みに躱していく

 

この辺の空中アクションは見ていてなかなか楽しい

 

ガンダムにおいて、これぐらいのクオリティで空中戦を拝めるチャンスはそうそうない

 

 

 

ガルダの上を飛ぶユニコーン、ガランシェールから発進したと思われるベースジャバーからジンネマンがガルダに乗り移ろうとしているのを発見

 

もちろん狙いはガルダにいるミネバ様の奪還である

 

この高高度でなかなか凄いなジンネマン・・

 

それを阻止しようとバンシィが動くがユニコーンが庇う

 

相対しながらも、バナージの言葉攻めが再会され動揺し始めるマリーダさん

 

だがその通信にアルベルトが割って入りマリーダを落ち着かせようとする

 

相反するバナージとアルベルトの言葉で激しく混乱するマリーダさん

 

見てるこっちも訳がわからない状態だ・・・

 

 

単独行動のリディ

 

一方、護衛に付いていたリディなのだが

 

ユニコーンを捕らえようとしないし、ガランシェールを本腰入れて攻撃していない僚機の姿を見てブライト艦長とガランシェール隊との出来レースだと気付いたリディ

 

またもや単独行動を起こし単騎ガルダに着艦させる

 

宇宙への脱出準備をしていたミネバ様を見つけ「君を迎えに来た」と抜かすリディであった

 

 

第14話 後半

 

無事ガルダに乗り込んだジンネマンだが、艦外の異変に気付く

 

バンシィがデストロイモードに変身していく

 

バナージとアルベルトの言葉で大混乱を迎え、とうとう爆発したマリーダさんの感応波に反応しNTDが発動した模様

 

良くわからないが増幅された感応波が機体から放出されジンネマンが反応できたって感じなのだろうか

 

 

強化人間であるマリーダの存在を感知したのかユニコーンもNTDが発動しデストロイモードに変身していく

 

・・・のだが、バナージは自分の意思で変身を抑える

 

デストロイモード同士のユニコーンがぶつかり合えばタダでは済まない事はわかっているのだろう

 

ユニコーンを制御しているあたり、バナージ・リンクスの成長を感じるシーンだ

 

 

 

リディ・マーセナス

 

マーサに対し、ユニコーンとバナージはアナハイムにくれてやるがミネバ様は連れていくと言うが

 

「私を連れ出して、それからどうするつもりなのです」

 

「ここを出てから考えればいい!」

 

「あなたは何を守りたいのです、私という人間ですか?ラプラスの箱の秘密ですか?それとも家の・・」

 

「家なんかどうでもいい!」

 

「ラプラスが爆破された100年前のその時から、全てが狂い始めた、俺もオヤジも」

 

「ここにいる連中も、皆その狂った結果に踊らされているんだ」

 

「どんな狂った世界でも、そこには100億の人間が住んでいて、どうしようもないじゃないか、守っていくしかないじゃないか」

 

「ジオンの連中みたいに何もかもひっくり返す訳にはいかないんだよ!」

 

サイアムがラプラスの箱を手に入れ、それを盾に財を築いたのはいいが

 

ラプラスの箱が要因となって1年戦争やグリプス戦争、そしてシャアの反乱が起こってしまい、サイアムは後悔した

 

ラプラスの箱の正体を知ったリディは、箱の正体が明かされる事によって世界が混乱する事を恐れ、父親と同じラプラスの箱の隠匿、もしくは消滅を願うようになった

 

目的は一緒のはずのマーサやアルベルトと協調路線を敷かないのはサイアムが事の発端であると考えての事だろう

 

艦内が揺れ、バナージの接近を知ったミネバ様はバナージの元に向かおうとする

 

その行動に反応したリディ

 

「ミネバ!俺と来てくれ!」と手を伸ばすも、ミネバ様それを華麗にスルー

 

「ユニコーンは危険だ、ニュータイプの実在を示すことで、100年前の祈りを呪いに変えてしまう、だから」

「俺には世界を変える力なんてない、不完全な秩序でも、変える力がないのならそれを守る」

「それが、そうする事が君を・・」

 

そこに潜入したジンネマンが登場

 

フラッシュグレネードと煙幕を投げ込み、状況を混乱させる

 

熟練の兵士であるジンネマンカッコいいぜ

 

ジンネマンの合図で目を伏せていたミネバ様がダッシュで場を離れる

 

彼女も鍛えられてますよね・・・

 

 

ユニコーン対バンシィ

 

ガルダ上で組み合う両機

 

両パイロットから発せられる感応波がサイコフレームで増幅され共鳴しサイコフィールド発生、艦上を凹ます

 

うーん、これはド○ゴンボールですねぇ

 

発生した力場にアンクシャが近づくも弾かれガルダの尾翼に叩きつけれたて破壊される

 

その爆発でミネバ様の危険が危ない

 

ユニコーンを完璧に制御下に置いているバナージにマリーダさんが感嘆の言葉を出す

 

「完全に制御している、あの子がこんな風に」

 

「・・・・あの子?」

 

抑えれられたマリーダさん本来の意思が顕現し始めたのだろうか

 

 

オードリー・バーン

 

アンクシャの爆発で艦橋が破壊されてしまい、かなり危険な場所に飛ばされてしまったミネバ様

 

説明し辛いが、破壊された艦橋の端っこに掴まっている感じ、かなり危ない

 

ジンネマンも爆発で気絶していて助けの手もない、、、のだがリディが助けようと近づく

 

手を伸ばすリディに、最初は応えようとするが引っ込めるミネバ様

 

「リディ、私とあなたが進む道は違う」

 

「そんな事言っている場合か!」

 

「私はザビ家の女です、この目でラプラスの箱の正体を見極めます」

「歪んだ秩序でも戦争よりはマシだと信じてきましたが、それも人を窒息させるモノならば・・」

「父や祖父のように大罪を犯す事になるのかもしれない、でも私は!」

 

「独りで世界と戦うつもりか!」

 

「!!」

 

「誰も世界が変わると信じちゃいない、みんな自分がいない100年後なんかどうでもいいんだ!」

「そんな奴らの為に、そいつらを敵に回して、そうまでして何の意味が・・」

 

だがミネバ様は言う

 

「独りではありません」

 

決意と自信に溢れた笑顔を見せるミネバ様

 

「あなたの事は忘れません」

 

そう言ってガルダから身を投げるミネバ様

 

そして祈る様に目を瞑り

 

「受け止めなさいバナージ」

 

ミネバ様の意思を感知したバナージ、追うようにユニコーンを降下させる

 

「やれるな、ユニコーン!」

 

バナージは己の意思でNTDを発動、ユニコーンをデストロイモードに変身させていく・・

 

落下するミネバ様に追いつき、ユニコーンでくるむ様に助け出すバナージ

 

コックピットから手を伸ばすバナージ、そして今後こそそれに応えるミネバ様がガッツリ手を掴む

 

救出は完了し、ユニコーンはガランシェールに降りるのであった

 

だがまだ終わりではない、ジンネマンとマリーダの救出が済んでいない

 

再びガルダに接近していく

 

「バナージ」

「君の声ハッキリ聞こえた、嬉しかった」

「自分が何でここにいるのか解った気がした」

「君が呼んでくれたから」

「私だって」

 

お互いニコニコである(//・_・//)

 

「この感覚が本物なら、マリーダさんにも俺の声が届いてるはずなんだ」

「必ず連れ戻すよ、君はここで待っていて、いいね」

 

拒絶すると思いきや・・

 

「はい!頼みます、バナージ・リンクス」

 

すっかり信頼を得てしまってるバナージ

 

離れていたって心は繋がっていた二人

 

いやぁラブラブでいいですなぁ

 

爽やかだなぁ

 

眩しいですわ

 

ジンネマンの想い

 

第2ラウンド開始

 

空中で組み合う2機だがガルダ内に突っ込む

 

バンシィに乗るマリーダが艦橋にいるジンネマンを見つけ、咄嗟に激突を避ける

 

更に組み合う2機に、デルタプラスに乗り込んでいたリディがライフルで狙う

 

「忌まわしいガンダム共が!」

 

ミネバ様に完全に振られたリディさん、逆恨みです

 

だがバンシィにその存在を気付かれフルボッコにされるデルタプラス

 

ああ、デルタプラス数が少ないのに勿体ない・・

 

リディの安否は別にどうでもいいです(`×´)

 

更に攻撃を加えるバンシィが再びユニコーンに対する

 

完全に暴走状態である

 

そんなバンシィの足元にジンネマンが近づく

 

「マリーダなら聞け!」

 

その声に動揺するマリーダ

 

「なんだ、ジンネマン、マスター・・」

 

呼吸も荒い

 

「財団のやつが再調整しやがったな」

「マリーダ、戻ってこい!」

 

必死に声を掛けるジンネマン

 

蟻のように踏まれたらそれでオシマイだ

 

「お前が戻れば、みんな元通りだ!」

 

「マスターは、私のマスターは・・・」

 

ジンネマンとの思い出が蘇る・・・

 

『私の娘だ、名前はマリー、生きていればお前と同じ年頃に・・・』

 

マリーダに娘の写真を見えるジンネマンの姿

 

娘は1年戦争終戦の折に連邦軍に虐殺されている

 

「そこを開けて降りてこいマリーダ!」

「一緒に宇宙(そら)に帰るんだ!」

「俺と来い!俺を独りにするなぁぁ!」

 

ジンネマンの心の叫びが続く(ノ◇≦。)

 

性格からか、今までここまでハッキリと口にしたことはなかったのだろう

 

その言葉に激しく揺さぶられるマリーダさん・・

 

だが、デルタプラスから脱出したリディ

 

朦朧となりながらも銃をバンシィに向けて撃つ

 

お前ぇぇぇ(`Δ´)

 

「がんだむ!がんだむ!」

 

言いながら気を失うリディ

 

「私がガンダム・・・私が敵!?」

 

そう言って気を失い、NTDが解除されたバンシィはとうとう起動を停止した

 

コックピットが開き、解放されたマリーダさんが落下するもしっかり受け止めるジンネマン

 

「マリー・・・」

 

ジンネマンは気を失ったマリーダを抱きしめるのであった

 

 

≪まとめ≫

 

「ガンダムは敵」と認識するように再調整されたマリーダさん

 

いや、元々プル・トゥエルブの頃から刷り込まれてきたであろう、その言葉

 

リディによって自分がガンダムに乗っている事を認識されてしまった為、「己が敵」という矛盾に混乱し気を失ったのであろう

 

最後、ジンネマンの心の叫びは涙なしには見れない

 

頑固おやじが娘の危機に素直になった瞬間だ

 

ニュータイプ同士でなくても心は通じることができるのだ

 

勉強になりました

 

 

で、リディだ

 

今回で完璧にミネバ様に振られた訳だが

 

なんか色々彼にも事情がある事はわかるのだが、、、結局もっともらしい事をクドクドと言っていたが、「ミネバ」が行動原理だったのが分かる

 

なんかどうも行動に一貫性を感じず幼稚というか、なかなか共感を得られないキャラだよな・・

 

良く見てれば彼の心の動きは理解できる・・・と思うのだが・・

 

まあ、バナージの「かませ」なのでこれでいいんだけどもね(酷い

 

ラプラスの箱の秘密の知り、家系の呪いに捕らわれ視野が狭くなってしまった感がある

 

ラプラスの箱に未来への可能性を感じているミネバ様と、歪んでいても今の秩序を求めるリディに歩み寄れる道はなかったのだ・・

 

そしてそれを支えようとするバナージ、とうとうミネバ様ことオードーリーとも再会しユニコーンも完璧に制御できるようになり絶好調である

 

成長著しいね、これが「若さ」なのかもしれない

 

バナージとリディ、バナージとジンネマンといった関係性が面白いんだよねユニコーンは

 

 

さて次回は再び宇宙に上がる事になる、ラプラスプログラムが示すがままに