湿疹が気になる時 2 | 子どものアトピー・アレルギー体質改善法 ~免疫力を上げる方法~

子どものアトピー・アレルギー体質改善法 ~免疫力を上げる方法~

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アレルギーっこを持つママの心の健康のシリーズ



湿疹が気になる時 の続きです。


子供の湿疹が気になって、心に余裕がなくなっているときや、アトピーの症状が気になって、子供をかわいがる余裕がなくなってしまったとき、



まずは、深呼吸して次のステップを実行してみてください。



●自分を認める(自分はよくがんばったと言う)

●そしてまずいったんは、休んでみる(私の場合は寝たり、外に出ます。)

●今困っていること不満に思っていることを紙に書き出してみる

●今の状態を改善するためにできる小さなことはなんだろう?と考える




自分を認めるという心の動きを経験したことがありますか?



私たちは小さい頃から「これはだめ、それは悪いあれは悪い。」と駄目な部分ばかり注意されて育ってきた世代です。人に迷惑をかけないようになど、悪い部分を治すことばかりに注意を促され、自分のよい部分を忘れてしまっています。というか、気づくことさえないかもしれません。



自分はよくがんばったと、思ってください。思えなかったら、口に出して「わたしって、ここまで子供を育てたんだからよくがんばった。」と言うだけでもいいです。



どうしても思えないという人は、このステップを外して、に言ってみてください。



休息をとるのは、混乱した頭の中を整理するためです。問題から離れるのです。


私の場合は、寝ることもあります。寝ている間に、脳は、たくさんの情報を整理してくれます。いつも湿疹のことばかり考えていると、脳は疲労してしまいます。脳が疲れていると、体にも疲労がでてきてしまいます。


日中1人で子育てしているお母さんは、子供と一緒に散歩したり、公園に行ったり、ちょっと遠出してみたりするのもよいでしょう。


適度に体を動かすと、血液の流れも良くなってきますので、脳にもよく酸素が行き渡り、脳の疲れをとることができます。


脳の疲れがとれると、次のステップです。



今の何に不満なのか、何に対して怒りを感じているのか、不安に思っていることなどを書き出します。


たとえば、


【1】子供が精神的な不安を感じると、特にかゆいわけでもないのに掻いている、私が精神的なプレッシャーを与えているのではないか心配


【2】子供が掻くのをみていて辛くなり、「掻いちゃだめ」と頻繁に注意してしまう


【3】子供の肌を治してあげたくても方法がわからなくてイライラしている


など、自分の悩みをとにかく書き出してみてください。書くだけで、自分の気持ちがはっきりしていて何が問題なのかよく理解できることがあります。



次に、上記の不安不満に思っていることの、横に「まあいいか。」と書く。そしてなぜまあいいかと言えるのかの理由を自分でかいてみてください。前向きな理由を考えてみるんです。


【1の場合】


.まあいいか、それだけ子供のこと真剣に考えている、よくがんばっているよ。子供にファーストフードや甘い添加物の入ったお菓子を食べさせて育てるより、よい子に育つんだから。今から健康に気を遣っていれば、きっと大きくなったときに健康でいられるようになる。


【2の場合】

・まあいいか、ほかの人もアトピーの治療法をわかっている人は少ない、医者でさえもすぐに治す方法を知っている人は少ないんだから、私がわからなくても当然。そのうち子供にあった方法が見つかる。


【3の場合】


・まあいいか、それだけ真剣に子育てについて考えているんだから。もう少し子供が落ち着いたらかわいがる余裕もでてくるだろう。



今の気持ちを楽にできる考え方の練習をしてみてください。まあいいかと思うことで、気持ちが楽になり、自分を認めることに繋がります。



今の状態(たとえば、子供の湿疹が気になって、子供がかわいく思えない、育児が楽しめないなど) を改善するためにできる小さなことは何?と考えてみてください。


大きな事ではなく、小さなできることを考えてください。子供にいつもおおらかで笑顔でいる母親になるなど、漠然としていたり、大きな目標を立てないでください。


完ぺきを目指すと苦しいですよね。だれでもイライラすることはありますから、(ご存じのように、女性は月経によるホルモンの影響を受けやすいですしね。)そんなに大きなことでなくていいのです。


(1)アトピーを治す方法を知りたいと思ったら、アトピーに関する本、食事や免疫に関する本などを1冊借りてきて図書館で読んでみる。


(2)本を読むのが面倒ならインターネットで情報を調べてみる


(3)毎朝、子供が起きてきたら、おもいっきり抱きしめる。


(4)夜寝る前に、「○○ちゃんは、ママの大事な子供だよ。」と言う




(1)の方法の場合、


本を読み始めると1冊目の本に書かれている参考文献をもとに次にどの本を読めばよいかとか、どんな情報が必要かがわかってきますので、オススメです。


(2)の方法の場合


ただ育児中ですので、とても時間がないという方は、インターネットでも調べられますし、情報をまとめたE-bookなどは効率よく情報を得られます。値段は少し高くなりますが、調べる時間や、病院に行く時間などを節約したいという場合には有効です。またこういった物は効果がなかった場合の返金保障つきのものが多いですので、効果が上がらなかったら返金すれば損はありません。 ただE-book(電子書籍)は選択が難しい場合があります。


(3)や(4)の方法

もし余裕がなくてかわいいと思えない時でも口に出して言うだけでいいんです。形から入っていくことを毎日続けてみると、だんだん心もそのように動いていく。武道の型などと同じように、まずは型からはいっていくと、心があとからついてくるようになってきます。




小さな事をやるだけで、少しずつ心の中が変わってくることが実感できると、気持ちが楽になって次にすすむことができます。


時々落ち込むのが普通の人間の心です。「いつもポジティブでないといけない。」「子供にはいつも笑顔で接しなくちゃいけない。」なんて思うと無理がでてきます。自分の感情を受け入れたり、素直に泣いてみるのもたまにはいいものです。