そのうち体調が良くなったら更新って思いながらも、気付けば大学病院循環器内科での入院生活中。

 

寝相が悪くてコードが抜けて、時々機械上で死んでます。

不整脈やら問題ありありで入院後、入院している8階のみ自由で、他フロアーへは介助の人の押す車椅子じゃないと移動は許されてません。

1階にローソンやらポストがあるけど、行けないまま過ごしてますチーン

エロ本ってないのかな?循環器の患者には不整脈の元になる本はないか…笑い泣き

 

入院前にもかなりの検査を受けたものの、入院後も検査は続いています。

明日はこれ。

 

 

 

私の場合、難病指定を受けている『サルコイドーシス』から『心サルコイドーシス』になり(既に肺、目と他にも出てます)、昨年夏頃にかなり大きめの心臓の発作が出てました。

今までかかっていた病院では半年に一度、肺の撮影をして「大丈夫、では半年後」で済まされてました。

いえ、体調不良を訴えても(敢えて書く)簡単に診察して「何でもないです。」で終わらされてました。でも指も両手親指と人差し指しか使えなくなり、胸も苦しいしと、コロナ禍で大変だと思いつつも思い切って私の病気を研究対象としているこの大学病院を選び、何とか通院開始。

初回で「心臓の検査はしなければいけませんね」と言われつつも、認知症のばあちゃんの介護もあるし、簡単には返事は出来ません。

「次回半年後なら、デイサービスさんにも連絡をして何とかします」と軽く返事。

で、やっと心エコーを行ったら循環器内科の先生が反応。

「入院しましょう。検査を……」

「無理無理無理!入院するほどの長期、ばあちゃんの世話をしてくれる人も場所もないし」

 

前回の虚血性腸炎の時も下血しながら5日程で点滴抜いて退院しちゃったし。

ばあちゃんをこれ以上、デイサービスの宿泊でも賄えなかったから仕方なかったんだけどね。

 

けれど今回は、本当に周囲の方々が何とか私を治療させようと頑張ってくれました。おかげでこうして入院・検査まで進めたのだから。

 

同室の方、今日心臓の大きな手術を控えていて、昨夜から剃毛やらあれこれ準備をしてました。朝9時前にはオペ室に入るとのことで早朝から浣腸されたりでしたが、本当に行く直前に緊急のオペが入って、そちらの方は今オペをしなければ命にかかわると優先順位が変わったとのこと。昨日までは「明日の手術の○○の✖✖です」と入れ代わり立ち代わりたくさんのスタッフさんが挨拶に来ていましたが、ドタキャンになって、昨日来ていたスタッフさんたちが今度は謝罪で入れ代わり立ち代わり。

他の患者さんが言ってました。

「数年前、ここに入院が決まった時、緊急の患者さんが入ったのであなたの順番が繰り下がったと連絡があったんだよ」と。

 

普通に生活をしていてコロナにも気を付けてはいました。でも、認知症の母を抱えて「自分がしなきゃ」って無理無茶してたんですよね。

その無理無茶は自分だけで補えなくなく、自分や家族を支えてくれている方々や、こうして最前線の医療機関の方々に尻ぬぐいをさせていると実感してます。

本当にスタッフさんが素晴らしいんですよ。何かお願いしても絶対に忘れる事はなく、必ず添える希望は叶えてくれる。

感謝する気持ちがあるなら、帰宅したら自分で自分の身を護ることもしっかり考えないとと思ってます。

 

自分不在時の留守宅も心配していましたが、ばあちゃんのために自宅に付けていた二つのカメラを場所を変えて設置。

ネコがいるから氷点下の中、ストーブを止める訳にもいかないから、私も含めストーブ周りや部屋を見渡せる場所から常に観察は欠かさず。

「自分がいなけりゃ!」

って驕りなんでしょうね。そうでも思わないと自分の存在理由が無くなってしまうような気がしたりとかw

亭主と娘も互いに働きながらも、家をしっかりと守ってくれています。

 

あ、腓骨神経麻痺から来る足の痺れや麻痺感は発病当時よりも薄まったものの、今も足の指の痺れは残っています。歩行時も右足が上がらないことも有ると絶えず意識をして気を付けてます。

左右対称の指のリュウマチ風激痛とばね指、全身の痛みは退院後も膠原病内科でお世話になるかと。

入院しても通院しても実は何ひとつ治療行為が上手くいって「治った!」ってことはないのです。

だから難病指定受けてる訳ですが。

 

自分が考えている事が殆ど進んではいませんが、でも、僅かでもばあちゃんの介護から解放されて息抜きできたのは心身共に良かったです。でもね、ばあちゃんの病院(私よりも少し先に認知症が悪化して入院中)から言われたっけ。

「入院している間に認知症が一気に悪化してしまうこともあるので、そこは覚悟してくださいね」ってゲッソリ

戻ったら更なる地獄が待ってるのかも滝汗