以下、今回は「いいね」はいらない。

 

朝から雪が積もり始めてるんで、デブ散歩は中止。膝に装具つけて転んだことを考えると背筋がぞわぞわしちゃうもんね。

半ドンの娘を送りに亭主が車を出して出かけた。で、昨日、録画していたチワワ奥お勧めの「赤い疑惑」を見る。もうアラ探しが楽しくて仕方ない。ニヒヒニヒヒニヒヒ

 

幸子(山口百恵)の母親が自宅階段から落ちて、左足首を捻挫したんだけれど数日後、パリへ発つ幸子を見送りに羽田空港へ行った際に左足を怪我したはずなのに、左で杖を持っていた……ゲッソリゲッソリゲッソリこれ、テレビの中では本当に多くて(私も昔、間違えていた)決して大袈裟ではなく9割は間違えていると言っても過言じゃない。悪い足をかばうからと悪い方の側の手で持ちたくなる心情はわかるけれど、その悪い足に過重を与えないために、反対側で杖をつくわけよ。歩く時に杖と一緒に悪い足も出て同時に地面踏むでしょう?片足に掛かる過重を杖が分散してくれるんだ。つい数か月前も、某局で鳴り物入りで放送していたドラマで同じことしていたし、幸子の父親、東都大医学部助教授ダロ?専攻は違っても杖のつきかたくらいは知らないとマズイよなってカカオ95%の罰ゲームのようなマズイチョコを食べながら思った。

 

 

 

雪が積もると自転車も使えなくなり、買い物もできなくなってくるから洗剤や味噌、醤油など重いものばかり最近は買ってくる。腰も痛いし、摂取カロリーも少ないからフラフラするけど、心の中で「誰にも迷惑かけずに事故死でもしねぇかな」ってハンドルを握ってる。もうね、家庭内サンドバッグ状態なわけ。

 

物心着いたころから毒親たちは壮絶な生き死に掛けた夫婦喧嘩していて、私はいつも間に入れられて双方の聞きたくもない悪口を聴かされて育って。別居しても同じ。電話に出たくない毒母、私に出ろとせっつき出れば、私が延々と毒母の代わりに怒鳴られる。私はジワジワと自分が病んできていることが分かったけれど、親たちは自分の感情でしか動かない。まさか、結婚してこの歳になって亭主と毒母の間に入って再び地獄を見ることになるとは思ってもなかったな。チーンチーンチーン

 

互いに気に食わないことがあっても絶対に自分の口からは伝え合わない。すべて私を間に入れて、相手に言えないようなことをぶつけてくる。亭主も疲れ果てたのか(毒母が一番悪いんだろうし、始まりを作ったんだろうけれど)今は私にあたるようになった。後で「そういうことは言われたくはない」と言っても「知らない、言ってない」と毒母と同じ対応。こいつら、根本的に同じなのか!?ゲッソリゲッソリ三度話しかけても返事もしないし、気に食わないツボに入ると運転が恐ろしいほど荒くなる。そんな亭主の様を見ていると子供の頃のことがフラッシュバックしてきて、胸が苦しくなってくるようになった。

 

今、ばばぁの心の中で想像で作り上げた「好きな人」がいるんだ。「仕事で何度も行ってるからプライベートでまで行きたくなんかない」と亭主に言われた、行ったことのない函館をどーでもいい話をしながら歩くことを想像してる。北海道人ってのは、中学生の頃に函館とか青森、東北方面に修学旅行で行ってる人が多いんだけど、私は貧乏で行けなかったし、心のどこかで憧れてるんだろうな。朝市で活イカを見て騒いだり、急な坂道を手をつないで歩いたりと想像しまくる。想像している時が今は至福な時。でも、考えてみると、もうすぐ自分も若いヘルパーさんに手を引かれて歩くんだろうな。介護保険適用されて、若い兄ちゃんと手をつないでもらって話ができるって幸せかもな。(笑)

 

何も言わなければ、言い返されたりもしないし、言った言わないで誰かを傷つけることも、自分が傷つけられることもないとやっと会得したわ、ばばぁになって。

 

誰とも繋がれなくなった手、ふと見ればかなり皺があることに気付いた。

 

その彼は絶対に言わないんだな。

「ちょっと待ってってば」

「今度する」

「次にする」

こんなに病気を抱えていたら「次」とか「今度」なんて、正直、想像できない自分がいる。

 

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って、すべて想像の話でした。デレデレデレデレデレデレメンヘルブログにだけはしたかねぇな。

頑張って小説書こうかな。口笛