家の近くにできたらうれしいもの ブログネタ:家の近くにできたらうれしいもの

 

今朝、寝起きでテーブルの脚を蹴った。

数年前は右足小指を骨折、しばらくギプス(シーネ)生活を強いられた。

で、今回は隣指である薬指をぶつけた。小指の件で「ぶつけた痛み」と「骨折の痛み」の区別はつくようになっていた。で、すぐさま「これは骨折だ」とわかった。数分後にはもう、足を着けなくなっていたし……

会社のソフトボール大会に行く亭主と、学校へ行く娘を同時に送りだし、暫く入れないだろう風呂に入った。臭い足を洗い清めた。

 

昨日、ちべた店長がコメントをくれた小説、嬉しくてすぐに続きを書いてあったものをupした。足は次第にジンジンと痛みが来る。靴の中に装具を入れてるので、簡単に靴を履き替えることが躊躇われて、折れたらしい右だけ大きめのサンダルを持った。(後でシーネ固定した時のため)

 

引っ越ししたせいで、掛かりつけの整形外科が遠くなってしまっていた。近くにないことはないが、正直、いい整形はない。チャリで掛かりつけの整形外科まで20分掛けて到着。診察まで3時間半待ちの紙が貼られていた。待合室にあるテレビで鉄腕ダッシュの再放送をチラ見していたが、「美味しいですよ、これ」って持ちあげていたナスが自分の指と同じ様な色で溜息を吐いた。レントゲン撮影を終えてまた待つ。

 

やっと診察室に呼ばれて、先生は隣の診察室。私は机の上で照らされた自分の写真を見た。

薬指……げっ、やっぱ骨折してた。

左上から右下まで斜めに袈裟懸けに切られたように亀裂が。陰ではすでに看護師さんがシーネ固定の用意をしていた。

前回は隣の小指を脱臼骨折したけど、今回の方が痛み的にポイントが高いと思う。

前回はソファーにぶつけて、今回はテーブルの脚と。二戦二敗。あと三本の指が残されているが、何とか勝ち越せるのかと思った。

 

帰りに(チャリで)通りかかったコンビニでオープン記念なんちゃらをしていた。怪我で舞い上がっていたのか、取りあえずファミマの福袋を買ってしまった。中には色々と入っていてお得だったと思う。

自宅に戻ると足を包帯でグルグル固定して、片手には季節外れの福袋を持った娘の姿に、毒母は怪訝そうな顔をして出迎えてくれた。

「どうしたの?」

「ん?骨折した」

「いつ!?」

「朝」

「だって普通に出かけたじゃ」

「言えばうるさいじゃん」

中高生男子とオカンの会話だ、これは。(笑)

 

マイ松葉杖を物置から出してメンテしなきゃ。買ったのは車に撥ねられた時で10年以上になるけれど、何度、この松葉杖に世話になったことか。骨折・ヒビ・骨折・靱帯断裂・半月板折れた・骨折……(まだ、あったと思う)

 

私の場合、チャリで移動するより、自宅内で過ごす方が危ない。


で、近くにあったら嬉しいのは、掛かりつけの整形外科の病院。先生はイケメンだし。

 

 

蛇足的話題だが、胸糞要素満載なので、嫌な方はこの先、読まずに終えてね。

昔、自宅近くに某整形外科があった。車に撥ねられた時、自宅から近いと言うだけでここに行った。レントゲン写真を見た先生は

「何でもないじゃん。ただの打撲だよ。大袈裟な」

と、不愉快そうな顔をしてシップと痛み止めを出すと処方箋を書き始めた。しかし、痛みは半端なく、身体の向きを変えただけで声が出る程痛かった。

「あのねぇ、どんなに痛がっても保険のお金は釣りあげられないよ」

と、医者は冷ややかな目で言った。

「私も伊達に何度も手術を受けてない。この痛みは単なる打撲などではない。

 絶対に身体の中で何かが起きているはず。

 自費で結構だから、MRI検査のできる病院へ回して欲しい」

と、私は診察室で医師を睨みつけて言った。医師は渋々、近隣の総合病院にMRI検査の依頼をした。結果、靱帯断裂がはっきりと確認出来た。検査だけ総合病院だったんで、私は元のその病院へ戻ったが、医師は謝罪も何もしなかった。それどころか、私の前に診察をしていた患者にも、同じ様なことを言っていた。

 

自分の名を呼ばれ私はその医師に言った。

「患者すべてが善人とは言わないが、少なくとも自分の腕を棚に上げて患者を責めるのは医者としても人としても違うんじゃないの?アンタさぁ、畳の上で死ねないよ」

私はそう言うと、他に転院すると告げた。医師は真っ赤な顔をして怒ってはいたが、「あぁ、切れた靱帯が痛いなぁ。最初の治療が遅れたからかな?」

と、大きな声で言ったら、黙って転院に必要な書類をそろえてくれた。

それから1年近くして、その医師は診察室で亡くなった。急な病だったそうだ。

その話を私は病院近くの個人商店で聞いたが、

「あのクソ、死んだんだ!?」(クソは私の発言ではない)

と、偶然居合わせた者までもが悼む言葉はなく、自分がどれだけ酷いことを言われたかを発表して競うこととなった。

今も時々、考える。『殺したのは私??』と。言霊って怖い。

しかし、この話、想像を絶する続きがあった。

 

自分の病院で亡くなったこの医師の持ち物を関係者が片付けていたら、何と出どころ不明の人骨が複数出てきてしまって、このことは地元でニュースにもなった。どこでその人骨を入手したのか?もしかしたら、誰かを殺して……真相は今も不明だ。