異性のうらやましいところ ブログネタ:異性のうらやましいところ

 

少なくとも女性よりは、性的暴行を受ける確率が少ないから一人旅など気楽にできると思う。(私の小説ではそれが全くない訳だが……汗)

 

朝から調子が悪くて鎮痛剤とアレルギーの薬を服用してしばし眠った。ここしばらくは行方不明の小学生のことが気になっていて、いつテレビで速報が流れてもいいようにとテレビだけはONにしておいたが、

こんなニュースを見ていたら失礼とは思いつつも「もう、あの子は難しいのかな」と勝手に思って今日はテレビのスイッチをOFFにして寝てしまった。数時間後、手元のスマホを操ると2ちゃんのまとめに「男児が見つかった」との表記が。慌てて亭主の部屋から飛び出てテレビを見た。発見時にはレポーターの阿部ちゃんもさぞかし盛り上がったと思う。私は肝心な瞬間を見ることができなかった。しかし、生きていて良かったなぁ、ほんと。今だから書けるけれど、報道に出てくる内容ではむしろ生きているであろう要素がない訳で(寒さとか食料とか)。CNN、BBCまでもが速報を打っていた。

 

この精神力と判断力があるなら将来立派な自衛官になれる。習志野空挺レンジャーにスカウト して欲しいとも思う。もう、レンジャー徽章渡してもいいかと。この子の報道のおかげで都知事は自分への風当たりが少なくなった訳だし、都知事はシュウマイ10人前くらい彼に送ってやってもいいと思った。まぁ、無事に生きていたから、こうして軽口も書けるのだが。

 

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教官「貴様らには今日から六日間この演習場内でサバイバルしてもらう!

        水も食糧も雨具も供給されない!熊に遭遇しても自分で何とかしろ!」
新入隊員「ええー」
教官「安心しろ!7才児でもできることだ!」

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んなことがあるかもね。

 

朝、ワイドショーでは相当、盛り上がったのだと思う。しかし、私が目覚めた頃にはどの番組も通常で男児のその後はわからない。「どこかで報道してないかなぁ」とチャンネル漁りをしていると、「カニエウエスト」という言葉が耳に入った。2時台のワイドショーしかないかと諦めて、私は「カニエウエスト」の特番をBGMにしながら家事を始めた。で、1分ほどで男児発見と同じレベルの衝撃を受けるととなった。

 

え、「カニエウエスト」って「蟹江敬三の息子で二世アーティスト」かなんかじゃなかったんだぁ!?

 

私の感性では「カニエ」=「蟹江」で「蟹江敬三」となり、Gメンで若林豪と島かおりを刃物を持って追いかけまわすあの彼しかいなかった。「カニエウエスト」は「蟹江西」であると疑うこともなかった。しかし、テレビで特集されていた「カニエ」さんは「カニエウエスト」さんとの名前であり、米国でかなり有名なアーチストであることを、私は男児の無事な姿よりも先に画像を見て知った。今日一番の、いや、この数か月でトップクラスの衝撃だった。

 

今ミヤネ屋でタレ目のレポーターの話を聴きながらこれを書いている訳だけど、演習場の小屋に子供が入りこんで寝起きして隠れていたことに気付けなかった日本の自衛隊ってどうよって思ってしまう。7才に侵入を許す自衛隊のセキュリティは大丈夫なのか? そのうち、全国の名だたる指名手配犯が「ここならば隠れていられる」と、自衛隊演習場の小屋目指して来はじめるんじゃないのか。子供の無事は無事で喜ぶべきだが、両親に対してはしっかりと保護責任者遺棄容疑として立件して欲しいと私は思う。たまたま運が良くて助かったに過ぎない訳で、助かったことと「保護責任者遺棄行為」を行ったのは別ものなのだから。

 

 

昨夜、家族で晩御飯を食べながらフジの「アンビリ」を見ていたが、ある再現ドラマの説明を聞いていて思わず喉を詰まらせた。そこには「海蛍」のオチとなることが丁寧に説明されていたと。なぜ、日向があんなにも薫に対して生きることに固執したのかも謎解きが出来るものだった。そうなんです。当時の日本海軍では、そんな特例があったそうなんです……番組での福山さんの曲、似合ってたな。涙でた。

何かを調べていて偶然にこのことを知って、いつかあのふたりで小説を書きたいと思っていた。取りあえず完成したら、総ざらいして間違え直しして記念に本にしようと思ってる。