ネットでひどい目にあったことある? ブログネタ:ネットでひどい目にあったことある?

ネットで知り合ったストーカー化した人に未だ、監視対象者にされている模様。桜が咲くころだろう。外に出て春を満喫したらと思う。友達なんてすぐにできるだろう、ストーカー行為さえしなければ。


昨日から風邪が酷くて薬飲んで寝込んだ。目覚めても調子は良くならず、娘も亭主も同じ症状で動きも緩慢。でも今日は亭主の誕生日で「焼肉行く?」と、原川さんのように聞くと、亭主も娘も行くと目の中にお星さま。いつも誘っても「んなもの、行かないよ」って毒吐く毒母にも一応声をかけたら、今日に限って「行く」と支度を始めてる。あぁ……結局、体調よくないまま肉も残して買い物の予定もパスしてやっとの思いで帰宅したら、部屋にこれが落ちていた。


わーわーっ!!岡田くんの新聞の切り抜きっ!!犯人はネコの「マツコ」だった。他にも切り抜きがあったのに、何でこれを選ぶかな。本気で寝込んだ。


ネットって言えば、今、話題というか故郷の中学・高校の同級生までインタビュー取材されてる「ホラッチョ川上」「オッペケペー川上」こと「ショーン・マクアードル川上氏」じゃなくて純日本風な本名だった川上氏。経歴詐称と騒がれたら、「ダイヤモンド・ユカイ氏」が「実は自分は大卒じゃなくて中退でした」と後ろめたいと思う者が次々と懺悔し始めたことが滑稽に思えた。しかし、
「次に一般論ですが、私個人としては、ある方のことを考える上で、学歴などは、一切参考にしません。これは、以前から申し上げている通りです。ですから、 ショーンKさんの学歴は、認識していませんでしたし、たとえ認識していたとしても、それが、ショーンKさんの印象に影響を与えたとは思いません。その上 で、世間では、一般に、学歴などで人を判断、評価する傾向にあることは理解しています。」
と川上氏を擁護する脳科学者「茂木健一郎氏」のこの意見には何か釈然としない後味の悪さが残っている。

この騒ぎの争点は川上氏の人柄をどうこう論っているのではなく学歴を「詐称した」という行為なのだ。茂木先生は学歴など気にされないようではあるが、学歴を気にして、詐称までして仕事を得ようとしたのは川上氏であり、世間は別段、彼に学歴詐称など求めてはいなかった。ある地域のある公務員の役職の応募資格に「高校卒業」とあったが、その職(公務員)に就きたいが故に、自らの最終学歴である大卒を隠し、履歴書に「高卒」と書き学歴詐称し採用。結果、それがバレてテレビや新聞で大きく報道されことがあった。人柄もいいから、詐称なんて気にしないで評価してあげてって、だったら先に書いた詐称公務員も罪にはならないのか?人柄の良さは罪さえ封じてしまうのか?おいおい、ここは法治国家ではないのか?

普通校よりも英語教育が進んでいると言われる学校に通っている娘が、川上氏の英会話を聴いたが「この人の会話力、うちの学校の先生より上だわ」と笑っていた。川上氏は中学高校と同級生たちからはあまり人間として良い評価はされてはなかったようだが、少なくとも英語に関しては相当の努力を重ねてあのレベルに到達したと思う。あれだけ努力を継続する力があっても、やはり学歴という肩書が欲しかったのだろうな。まず、看板掛けないと仕事自体、来ないしね。でも、ネット上で彼はこう申し開きをしていた。

「これまで私は、経営コンサルタントとして活動している上で、特に自分の学歴について影響がなかったため、正式に公開することはしてきませんでした。~中略~今回文春の記事の発端になったのは、会社のホームページの記載です。これについては、コンサルタント業務では、ホームページから顧客が集まるということがほとんどないので、急ごしらえのβ版のまま、長い期間、誤りが存在するまま放置されてしまいました。」

ん、おかしくはないか?様々なテレビ番組で彼を紹介する時、または紹介テロップで詐称とされた学歴を枕詞に紹介されているじゃないか?「長い間、誤りが存在するまま放置していました」ってまさに、誤った経歴を紹介されても一度として訂正しなかったことと矛盾すんじゃないのか?ある番組では「14歳でアメリカの喫茶店でアルバイトしていた」って話していたが、氏はこの頃、熊本にいて同級生から「ホラッチョ」「オッペケペー」と言われていた訳で、もう誤った経歴を載せて気づかなかったって言葉自体が更に嘘を呼んでいるわけ。

学歴社会についてはここで深く深く触れる気はないけれど、ある程度の学校を出たって事実は、その人がそれに似合う努力をしたって評価する指針になり得るものだと思う。努力を重ねて何かを極めた人に与えられるもののひとつが学歴なのかも知れない。最初の時点できっちり謝ればまだ、復活もあったかと思う。けれども、サイトにあった「誤りを放置していた」なんて言ってしまった時点で、復帰はせいぜい「しくじり先生」か日テレの「24時間マラソン」しかなくなってしまった気がした。

学歴がなくても、自分が好きだという道をつき進み結果、天皇陛下にまで名を呼ばれた「さかなクン」。彼こそが「努力すれば学歴なんて関係ないですよ」と声高に言える人なのではと思った。高卒で専門学校出て今は東京海洋大学から名誉博士の称号を授与されてるんだから。


最後に話が少し逸れるけれど思いだしたんで一言。以前、ある人が日本でも「飛び級制度」を取り入れるとの話題に、極度なまでの拒否反応を示していたことが今だ忘れられない。その人は「勉強よりも大切なことがあるのではないか?同年代の者との交流やそこで学ぶもの・ことにこそ大きな価値があり、勉強で飛び級を認めても何ら利点はないのだ」と主張していた。正直、私は胸が痛かった。そして、何も言い返せないまま縁も途切れた。

飛び級制度って、何も心身健康な頭脳優秀者だけが適用されるものではないんだ。うちの娘のような障害を持ち、他人との意思疎通がうまくいかなくて学校に通うこと自体が苦痛になる者もいる中、特異な暗記力や解析力などを駆使して学ぶことに生きがいを見出す者もこの世の中には少なからずいて、飛び級制度は、そんな人の生きることへの希望となり助けになるんだと、その人と縁が切れた今、ボソッとここで呟いておく。その人は我が子が他人とうまく付き合えなくてストレスで心身に異常をきたすが、数式を解いている時はこの世の憂さを忘れ幸せそうに没頭している姿など想像も出来ないんだろうな。(身内にいなけりゃ当然だけど)