風邪ひいたときに看病してほしい? ブログネタ:風邪ひいたときに看病してほしい?

ジェニー、できたら風邪のときは1人でいたいの
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ジェニー、最近、やたら気が合うじゃないか。(笑)
私も野生動物のようにひとりでひっそりと癒したい人間。
手術の時も出産の時もうざくて亭主も実母も全て拒否したぐらいだ。
高齢で帝王切開で娘を産んで5日目で退院して即、実家じゃなくて自分の家に戻った。
実家に戻ってしばらく身体を休めたって話を聞いても正直、羨ましいとも思わないしむしろひとりで自宅に戻ることに好き勝手にできるから嬉しいと言う記憶しかない。

ただ、娘が保育園に通っていた頃、車に撥ねられ靱帯断裂、娘の世話が出来なくなって施設に預けたことがあった。実母が
「迷惑だ!私は孫の世話をするために生きているんじゃない!」
と、亭主が大病で入院手術した際、一歳にも満たない娘を病院に同伴することも出来ず数時間預かりを頼んだ時の返事がこれだった。まぁ、それ以前から好き勝手言ってやってる人だったんで、子供を産んでもおめでたいとか嬉しいよりも、自分生活が脅かされることしか心配していなかったので、当然の言動だからショックもなかったけど。
この時(事故時)、亭主は九州へ出張、娘は施設、私は医者の誤診で靱帯断裂の診断をされず、激痛を主張しても
「事故だからって、何でも痛いと言えばお金もらえる訳じゃないよ」
と言われ自宅で寝たきり。
車に撥ねられたこと自体、実母にも伝えなかった。(徒歩30分以内に住んでたんだけどね)
そんな時、娘を施設に送り届け、食料を運んでくれ私を生かしてくれたのが、チワワ家族だった。スーパーの袋に大量の食品を詰め込んで髪振り乱して駆けつけてきてくれたチワワ奥の姿に、後にも先にも誰かが気にかけてくれる嬉しさを実感したのはあの時だけだと思う。
その時、仕事で留守にした亭主に対して何ら不満はなかったが、松葉杖でスーパーに行った際に、歩くのがあまりに辛くて店に常備してある車椅子を使いたいと言ったら
「そんな恥ずかしいもの」
と、言いひとり先を歩いて行った姿と言葉は本人は忘れているらしいが、私は死んでも忘れない。あの件で死後、私はこの男とは同じ墓には絶対に入りたくはないと心に誓った。人間、絶対に取り返しのつかない言動はあるのだとつくづく思う。

ただ、娘はとても気遣ってくれる。昨年骨折をした際に娘の助言のまま病院を選択した結果、的確な診断を受け治療をすることができた。自分なんかどうでもいいけど、親亡き後、この娘を気遣ってくれる人が現れることを祈らずにはいられない。

誰かを求める気持ちがあるから孤独を感じる。
日々、孤独を感じなくなりつつある自分がいいのか悪いのか……