子供好き? ブログネタ:子供好き? 参加中

子に関しては女性はいつでも「母性」を当然のように求められる。私はそれが嫌で仕方ない。
子どもが嫌いな女も男もいるだろう。いていいと思う。人それぞれだし。
「私は子供が嫌いです」(伊武雅刀思い出すな・笑)と、堂々と言える人も「正直、苦手だ」と言い切る人も私は正直でいいと思う。しかし、自分に子育ては向かないから、子どもはいらないって人を尊重することをこの国は良しとはしないのが残念でならない。無理に子供を得るから耐えきれず虐待したり、挙句は殺してしまうのだろう。本人たちが望まないことを例え親であっても、絶対に口に出してはならないことだと私は強く思う。
私自身、子どもが好きなのかどうか、正直今もわからない。でも、産んだからにはしっかりと育てなければならないし、社会を構成する一員としていつかは自立もさせなければならないから、必死に育てている。産んでしまったからには「好きだ」「嫌いだ」なんて考えている暇なんてないし、考えるなボケ!とも言いたい。産んだからにはまず責任持たないと。嫌いならヤル時にゴム5枚くらい重ねてやればいいんだ。

そうそう、もう一つ、私が大嫌いな言葉がある。
障害児を授かってしまった親、特に母親が言う言葉。
「我が子を五体満足に産んでやれなかった」「ちゃんと産んであげられなかった」
って類のもの。
バカか!?もしも、思いのまま産めるのならば、命かけて産むのなら、テメーの寿命を短くしても「普通」と呼ばれる風に産んでやりたいなんて当たり前だろうが。
これね、仕方ないんだよ、ホント。私だって妊娠時にはタバコも酒も一切、口にせず。偏食で特に野菜嫌いだったけれど、腹の子のために毎日、カロリー計算をして嫌いな野菜も頑張って食べた。毎日、散歩と称して歩きもしたし、デブが妊娠告知から出産まで10キロ以上の減量までしたんだから。腎臓病も抱えていたしひとつ何かが狂えば、即、腹の子の命に直結するから妊娠期間はこれまで生きていた中で一番、精神衛生に悪かったかも知れないと思う。
好き好んで自分の子にハンディキャップ持たせて産むバカがいるか?それをまぁ、自分が悲劇のお姫様みたいに発言して、他人の同情を得ようとしているとしか、自閉症児を持つ私には思えない。
10か月近くお腹にいる我が子の健やかな誕生を願わないはずないだろう?何、かっこつけて自分で全部、背負ってる訳!?泣いている暇があったら、目の前にいる我が子の明日を考えろ。泣いて報われるのなら、世の中、みんな救われているぞ。世の中、障害児を授かっていなくても、見えない部分でみんな色も形も違う苦労してるんだからサ。自分が、自分がって騒いで「かまってちゃん」を演じているうちは、あなた(特定してないので・一応)の子どもは一歩も前進しないって肝に銘じて欲しいと切に願う。見かけは楽しそうでも、満たされているみたいでも、みんなどこかで泣いてるよ。ただ、それを知られるのが悔しいから、子どもにそれを見せたくないから、どこの親も歯を食いしばって今日も頑張ってるんだ。自分だけを不幸に仕立てて騒ぐうちは、我が子の障害よりも、まずはテメーの頭の方を心配した方がいいと言いたい。

ウチの子も決して障害は軽くはない。だから私も私の親も後に公営の無縁墓地みたいな所に入る用意を始めている。墓守能力なんてないもん。墓を建てる金があれば、その分僅かでも娘にやりたいし。「満足に産んでやれなかった」って言ってる親よ。泣いてる暇はないぞ。次から次へと考えて答えを導き出しておかなきゃならない問題が山積みなんだから。
聖人君子になる必要はないけど、自分だけを絶対に責めないこと。上記の言葉で自分を責めることが出来るのは、我が子をそんな風に産みたいと日々、眠る暇なく「障害児を産みたい・障害児が欲しい」と祈って、散々身体に悪いことを繰り返したヤツくらいだ。自分を責めて呪うことが許されるのは、それをした者だけ。
「そんなバカなこと、するはずないでしょう!」ってあなたが言うなら、自分を責めるな。

子どもよりもまず、自分を好きになれ