実は……
気付いていた人もいたと思うけれど、しばし夫婦喧嘩のようなものをしていた。「ようなもの」と言うのは、亭主に喧嘩をしているという意識がなく、ただただ途方に暮れるばかりで、怒り狂っていた私もしまいには、怒る自分に罪悪感すら覚え始めていたのだ。

まぁ、その件は後日、改めてゆっくりと書くとして。チワワ君のお宅の奥さんと娘さん、そして急に帰宅した御亭主さんに牛丼持参で無理やり愚痴を聞いてもらい、正直20年以上鬱病を患っていた(過去ね)自分が再び闇に落ちそうなところをチワワ家一同が救ってくれた。たぶん、彼らは数か月は牛丼を見たくはないと思ったりしている。あと、名前も知らないし会ったこともないチワワ家の奥さんの妹さん。いつも姉ちゃんから話を聞かされていて、私は勝手に友だちと位置付けていたりする。いつか会いたいね。社交辞令じゃなくて。私は姉ちゃんが大好き。

おばさんはいろんなことがあって20年以上、鬱病を患っていたのです。結婚が決まって衣装も決めた挙式三か月前に突然、「お前片親だし、腎臓にメス入れているなんていつ死ぬかわからないじゃん」って破談にされて、狂いはしなかったけれど、正直、狂いたくはなりました。その後、延べ365日以上の入院生活を経て(それ以上は数えるのが面倒で数えなくなった)整形で手術の時に同じ病棟で「ぼ~っ」としていた今の亭主をゲットしました。結婚生活も山や谷どころか、あらゆる天変地異が起きたけれど気付いたら結婚して10年して娘を授かりました。出たり引っ込んだりしていた鬱は、娘の障害告知で消えました。娘の自閉症が私の鬱と戦って土俵から叩き落としたって感じかな?(笑)
でね、端折るけど、背中に突然、激痛があって帯状疱疹にもなったのよ。痛い痛い。針で刺される痛み。水泡も出来て、医者から薬を貰って絶対安静を言い渡されて30分寝た時、枕元の携帯が鳴って「あの……実はあなたのお母さんを車で撥ねてしまったんですけど」って知らない相手に言われて(それ、本当だったんだけど)親の交通事故のどさくさで帯状疱疹の治療が一切出来なくなって後に「帯状疱疹を30分寝て直した女」とも言われてるの。ん、自慢にならないね、これは。(苦笑)去年、いつの間にか死んでいた実の父親から貰った最後の言葉が「お前なんかあの糞ババァ(私の母親)を背負って死ぬまで苦しめ」だよ。私の母親(元妻だね、親父の)と他に愛人二人の計三人とハーレム計画立てていたのを知って、「90歳目の前でバカやってんじゃないよ」って意見したら、そんな酷い言葉を投げつけられて。よく、おの親父を殺さなかったと今でも思う。毎日がデンジャラスかつ刺激的で鬱は治ったとは思えないけれど、鬱になる暇が無くなってしまったらしいんだ。

過去に男に捨てられた時、実は大量の睡眠薬を一気飲みして死のうとしてね。でも、今の薬って死ねないんだよね。病院に担ぎ込まれて当直の外科医に胃洗浄されたんだ。親指くらいの太さのホースを胃に入れて水瓶でガンガン水を胃にいれてとにかく嘔吐させる。フランスの毒殺魔・ブランヴィリエ侯爵夫人の拷問風景を思い出したくらいだった。私は苦しくて、何度もその管を引き抜きながら「バカ野郎!こんなもの胃に入れて死んじまうだろうがっ!!」って言うと「うるせぇ!死のうとして偉そうなこと言うなよ、このバカが!」って処置室で修羅場。それから数年後、私と亭主の婚姻届の証人欄のひとりがその医師の署名だったんだ。私が描くホ○小説よりもジェットコースター感満載、ほんと。

残念ながら私のこれまでの生きざまに教訓など皆無です。だから誰かに偉そうに何かを語ることも出来ません。それをする気もないし知恵もない。ただ、あえて言うとしたら、自分の意思に反していいだけ流され転がされているうちに、角が取れてしまったのは確かです。もう、ボーリングできるくらいに真ん丸よ。

今、私がでかい顔してブログなんて書いて、人生謳歌出来てるのも実はあなたの姉ちゃんのおかげなんだわ。姉ちゃん、すげー頭のいい人だ。人の気持ちの起伏を読み取る能力に長けてる。でも、押し売りは絶対にしない。その姉ちゃんが自慢する妹が私はずっと気になって気になって仕方なかった。いつか、炊飯器で焼いた(炊いたか?)ケーキを持って行くから一緒に食べて、あんまり頭の使わないことを話題にしてウダウダしたいと思ってます。
チワワの姉ちゃんは相変わらず、チワワ君の話をすると数秒で泣いてしまう。これってきっと10年経っても泣き止むことは無いと私は思ってる。でも、そんな姉ちゃんだから私は大好きなんだ。(ただ、最近は新たに扶養家族となったウサギを私がいつも「美味そうだ」とか「鍋がいい」等言うから、ウサギを自分の背の後ろに置いて守りに入っているのが困る。喰わないってば。毛皮は欲しいとは思うケド)

ってことで私は誰に何を書いているのだろうか??(笑)
明日からは昨日の様々な出来事を書き綴りたいと思ってます。
予告としては、事情があって昨日は私、若い男のプリプリとした尻を数十分、見続けることとなって天国・極楽状態でした。(これはもうちべた店長に伝えたい!京都にもいるのよ、彼らがっ!)あと、ヨシエの家に娘と共に来襲、色々とありました。朝6時にタイトルが「嫁」で内容が「年金出ましたね?今日行くから」。ヨシエからの返信は「ご飯、たくさん炊いておくから」。(笑)
他にも「ヨシエ宅に蠢く謎の二匹の生物の正体は!?」「えっ、ヨシエがこのブログの存在を知ってしまった!その時、ヨシエの放った一言は!?」と、明日に引っ張りたいと思います。いや、大した内容は無いんで、期待はせんでください。
あぁ、まだ亭主、帰宅しねーなぁ。ついに日光皮膚炎が始まって顔も手も首も真っ赤に晴れ上がっているし、眠れないからもう少し待とうかな。