ブログネタ：飛行機で寝られる？
参加中私は寝られない 派！
俗に煙とナントカは高い所が好きと言われる。雲を眼下にしながらの景色は絶景で私はいつも窓側に席を取りうっとりと眺めながら旅をする。今は当然だと笑われてしまうのだろうが、地図と同じ地形を見て毎度、私は感動している。その昔、伊能忠敬は簡単な測量機を持ち歩き、衛星写真に引けを取らない日本地図を完成させた。この眼下の光景、忠敬が見たらどう思っただろうかといつも思う。
話しは逸れるが搭乗後、ゆっくりと飛行機が動き始めると、少し離れた場所から整備士さんたちが大きく手を振ってくれるのを目にする。私はその方々に必ず手を振り返す。それに気づくと整備士さんたちは更に大きく手を振ってくれる。そんな私の姿を見て、他の客は「飛行機乗ったことのない田舎者なんだね」と言わんばかりに冷笑する。娘と共に千歳から関空の行く際に、私は手を振り娘にもしろと言った。
「いい。整備士さんたちは、自分の職務を最高の技術で果たして、どうぞ安心して乗ってくださいって意味で手を振ってるんだ。お母さんは、あなた方が整備してくれたこの機に安心して乗って行ってきますって手を振ってそれに応えてる。手を振るだけで心が通うなんて素晴らしいじゃないか」
娘は強制され渋々振っていた手を、笑顔で大きく振るようになった。
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