ブログネタ：ピクニックシーズン！好きなお弁当のおかず【投稿で現金１万円が当たる！】
参加中ここまで指定のお題で書き続けるのが、何だか比叡山での苦行にも思えて来ている。でも、んなことでへこたれない私はこうしてまだ、キーボードをたたき続けている。
自宅から用意するのなら、保冷剤完備で亭主の作ったローストビーフに牛筋の煮込みは外したくはない。悔しいが美味い。本当に美味い。金に余裕があると、牛肉の塊を預ける。亭主は文句を言いながらも、圧力鍋を出して下ごしらえを開始する。段取りが判らない私がそばにいると「失せな、ばばぁ」と口に出して言えない文言を目で伝えて来る。多少、何かを言われても最後は食べさせてくれるから、私はその間、お笑い番組を観て待つ。作業を邪魔されたくない亭主は、キッチンに来ない私の姿を見て安堵しながら、作業にいそしむ。
結婚当時は取りあえず何でも食べられた。友人たちと日帰りキャンプにも行ったり、ドライブがてらご当地の美味いものを食べてヘラヘラ笑っていたが、今では病気のために食べられないものがあり、外出する前日からそれらを省いた食材を食べ、体調を整えて外出が日課となった。日に牛乳を1リットルくらい平気で飲んでいた自分が今では、乳製品を考えなしに口にしたら即、病院送りになってしまう。乳製品を摂取する際はアホみたいな話だが、入院覚悟で口にする。入院は避けられても、半分は死ぬほどの痛みで意識が遠のく。自分以外の家族には何でも食べて欲しいが、やはりみんな気遣いしてくれる。優しさには感謝だが、申し訳ない気持ちで落ち込む自分も確かにいる。
亭主の作るものは、その殆どが私の胃腸には問題く食べられるのが有難い。焼き菓子類も、食べて死にそうになった記憶もない。今は体調も思わしくなく、娘の弁当作りで一日分の体力を使ってしまうので、更に休日の外出時に家族は私に弁当作りを求めたりはしない。
「最近、コンビニでこんな美味しいおにぎりが発売されたんだよ」
亭主と娘の気遣いで、私は抵抗なく（ないこともないが）コンビニ弁当を選ぶことが出来る。
でも、今年こそはチワワ君の家庭と合同で、お弁当を持参で遊びに行きたいと切に思っている。
カニクリームコロッケ対戦と銘打って、爆発させないで弁当のおかずとして持参出来た方が勇者。たぶんチワワ君も我が家も、カニクリームコロッケの皮だけ持参することとなるだろう。ぶはは……
亭主のローストビーフに、私の大きなおにぎり。娘の好きな甘い卵焼きに、どう見てもタコに見えないタコさんウインナー。オールナイトニッポンの一部二部を通して喋りつづけても平気なほどのお喋りな娘のトークが、実は最高のおかずなのかも知れない。我が家の北の語り部は、いつでも修造のように熱い。
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