ブログネタ：新生活にあたって新調した、したいものある？【投稿で現金１万円が当たる！】
参加中中学の卒業研究レポート作成のために、先週は旭山動物園へ、そして今日は市内の円山動物園へと出かけた。事前に調べたメモを片手に、飼育員の話に耳を傾けメモを取りと娘は大変そうだった。帰りに街中の大きな書店へ寄って、中学三年で使う参考書を買ってきた。1万円を軽く超えて私は涙目……
娘を産む前から体調は良くなかった。妊娠が分かった産婦人科では既往症を伝えたら
「あ～ぁ、ダメダメ。僕は怖くてあなたを診られないよ。別な医者に行って」
と、紹介状ももらえぬまま追い出されそうになった。腸が煮えくり返ったが、最終的に某総合病院で内科医と連携して出産まで頑張りましょうと面倒を見て貰え、娘を産んだ。その娘が2歳後半で知的・情緒障害があると告知された時、私は人知れず祈った。
『私の身体のモノでも寿命でも、娘が普通と言われるようになるのなら何でも奪ってくれ』と。その後、私は車に撥ねられ、その後一か月以内に実に計4回も自動車事故に遭遇すると言う、ギネス申請したら受理されるであろう体験までもした。様々な病や事故や怪我で健康は確実に蝕まれているが、それに比例して娘は恐ろしい程の進化をとげ続けている。そんな願いが叶っている今、私は自分の不健康や怪我や事故に絶望したり悲しい思いをすることもない。願掛けが叶っている今、私には何の不満もない。
何とかなる内臓も残りわずかだが、まだお前にやれるものもあるぞ。でも、私は簡単にやる気は毛頭ない。欲しければ人の三倍・五倍努力して私から奪え。母は常に臨戦態勢だ。例え愛娘であってもただではやらんぞ。
思い参考書を抱えて娘は帰宅して、ずっと勉強をしている。とても嬉しそうに……
けれども、この努力が必ず将来に結びつくとは限らない。後に他の同じ障害を持つ人たちと共に、暮らし生きることになるかも知れない。
もしもなんて今は考えなくてもいい。今、出来ることを精一杯やろうじゃないか。お前のお父さんも、その場その場で生きてここまで来てるんだ。明日悩むことは、明日悩めばいいんだ。
あと幾日かで、学校から息を切らせながら、多くの教科書をもって笑顔で帰って来ることだろう。そんなあなたの姿を見ると私もお父さんもたまらなく嬉しくなる。
下の画像は旭山動物園でのペンギン。換羽も済んで一張羅。君も春に向けて立派に新調したんだね。
胸に若干の汚れがあるけれど、それはあくまで人間の側から見た主観であって、ペンギンにとっては汚れ何て意識など無いのかも知れない。新調した服を汚したと幼いわが子に怒り心頭の親の姿をよく見るが、『んなもん、知るか』的な堂々としたペンギンの姿は人間よりも太っ腹なのかも知れない。
新しい出で立ち、新しい物を手にした人。春はワクワクのし通しなのだ。
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