歳をとると、カラダのあちこちが少しずつゆるくなってくる。おしっこのトラブルは男女共通らしい。
ボクは何十年も、おしっこの薬を医者に処方してもらってのんでいた。
最近おしっこの調子が少し悪くなった気がして、泌尿器科に行くことに。以前の先生が転勤でみてもらえなくなったので、ほかの病院にいった。
この病院は初めて、ということもあり、何種類か検査してもらいました。
しかしその結果は、なんと‼️
「検査結果からみる限り、なんの異常もありません。」
というものでした。
ボクは、
「はあああ〜つ⁉️」
と思い、疑問を先生にぶつけてみた。
●残尿感とは?
ボクは、
「残尿感が気になるので、前の先生からクスリを処方してもらっていたんですけど。」と。
泌尿器科医、
「ボク的には、この検査結果で、クスリを飲まなければならない理由はみつかりません。全て正常範囲です。」
「残尿感とは膀胱に尿が残っていて、それが原因で尿意があり、トイレの回数が増えて困ることをいいます。検査結果からあなたの膀胱に尿が残っている形跡はありません。あなたは具体的に何に困っていますか?」と。
ボクは困惑して、
「何年も前からおしっこが漏れて下着がぬれて困っています。」
泌尿器科医、
「検査結果をみる限り、ほとんど尿もれもないはずですが。」と。
「それよりも、、」
となにか言いたげ。
泌尿器科医、
「この3,500※というのはなんなんですか?」と。※1日の総尿量のこと。
● 「健康とダイエットのために水2L」は根拠がない⁉️
ボクは医者から「なんなんですか?」と言われる理由がよくわらなくて、
ボクは、
「健康とダイエットのために水を毎日2L飲んでます。ていうか、普通の人は何Lなんですか❓」と質問。
泌尿器科医、
「普通1,200~1,300。多くても1,500です。」
つまりボクは律儀に、健康とダイエットのために、毎日水を2L飲んでいたことは証明されました。
しかしこの泌尿器科医によると、
「健康とダイエットのために水2L」は根拠がはっきりしないとのこと。
●処方薬は無し。
この医者は、ボクの診察を終え、
「検査結果をみる限り、あなたが薬を飲まなければならない理由は見当たりません。なので、薬は出しません。もしこれで少し様子を見て、なにか困ったことがあれば、その時はまた来てください」と。
ボクは今まで習慣にしてきた「健康とダイエットのために水2L」信仰を揺さぶられて、薬も処方してもらえず、かなり動揺しました。
でも一方で、「確かに、水2Lを飲むのには、かなりムリをしないといけないし、そもそも体重も、今は標準範囲だし、ムリして2Lとる理由はないかも。」
「少しずつ減らして、とくに健康に害が出ることもないか」とも思い、ムリして2Lとるのではなく、少しずつ減らしてみようか、と思いました。
●ボクの残尿感の正体
それとボクの残尿感について、あることを思い出しました。
ボクは長年、家のトイレでおしっこをするときに、妻の要望で“座って”してました。※理由は省きます。
しかし外出先ではもちろん立ってすることもありました。しかしその時には、なぜかあまり残尿感は気にならなかったのでした。
ボクは「確かに尿もれはあるのに、膀胱には尿が残っていないとは、どういうことか、、、❓」と思い、あれこれ考えてみました。
そして「尿道に残っているということか、、、」と予想しました。
「確かに、大量に漏れるわけではなくて、分量的には多くて5ccくらいか。」
それでボクは、座って尿をするときに、尿道の部分を絞るように指で押さえて前に動かしてみた。
すると予想通り、5cc程度?の尿がちょろちょろと出てきて、あとは漏れた感じは無くなりました。
で、ボクの尿は、
・立ってする時は、なぜか尿もれ感はない。
・座ってする時は、尿道をしぼれば大丈夫。
これで、ボクの今までの“残尿感”問題はほぼ解決❗️
ということで、あれから何年かたちましたが、薬も飲まず(もちろん泌尿器科にも行かず)、水も2Lは飲まず、とくに困ることもなく日々を過ごしています。
泌尿器科の薬も飲んでいません。
水2Lも飲んでいません。
ぼくのカラダは健康なのでしょうか❓